プロポーズ

男性必見!花束でプロポーズをする時に知っておきたい全知識

プロポーズ花束

プロポーズは恋人が夫婦になる第一歩、そして独身に別れを告げるセレモニーでもあります。人生のターニングポイントらしくケジメのプロポーズをする男性がいる一方で、「もう親公認の仲だから」「改まっては照れくさい」と日常の延長でなんとなく結婚に至るカップルも少なくありません。

それだけ一緒にいることが自然なのでしょうが、あとあと「やっておけばよかった」という声も多々あります。プロポーズの仕方は愛の数だけありますが、一番シンプルなのは心のこもった言葉と花束を贈ることです。なので今回は、プロポーズを成功に導く花束の王道やアイデアをまとめました。これから愛する彼女へプロポーズをする方は是非参考にしてみてください。

【1】プロポーズに花をおすすめする理由

【1-1】純粋に女性は花が好きだから

純粋に女性は花が好きだから

二人でどこかへ出かけた時、一面に花咲くロケーションを目にすれば、多くの女性は何らかのリアクションを見せてくれます。「ちょっと寄り道したい」「少し見ていい?」「写真撮ろうよ」などと能動的なら、相当に花が好きと理解して間違いありません。

そして、彼女の行動を追い、さりげなく会話に質問を織り交ぜていけば、どんな系統の花が好みかを簡単に入手できます。しかし一方で、何が何でも彼女の好みに近づける必要もなく、むしろ男性がイメージする花をストレートに贈れるメリットが花にはあるのです。

洋服、アクセサリー、香水などは、受け取ったそばから彼女の物となり、センスやワードローブに合わないと宝の持ち腐れになってしまいます。けれど花は寿命があり、なんらかの加工をして残したとしても、その時点でもうインテリアとして部屋のどこかしらに置かれるため、彼女自身に直接関わることはありません。また、服装がコンサバな女性に抱えるほどの真っ赤なバラを贈ったら、照れはしても不機嫌にさせることはほぼないでしょう。花にインパクトがあるほど特別に想われていることが伝わり、幸せな気分にさせることができます。

【1-2】写真栄えするから

写真栄えするから

プロポーズに成功したら記念のツーショットを撮りたくなるもので、手元に花束があれば、写真を色鮮やかに残すことができます。さらに女性にとって婚約はトップニュースであり、喜びを分かち合う意味でも仲間や家族に報告したいことでしょう。

撮る構図で一番分かりやすいのは、芸能人のように薬指の指輪を見せるポーズ。しかし、指輪が小さすぎて素人にはバランス良く撮るのは難しく、そもそも婚約指輪の受け渡しが必ずあるとも限りません。だからこそ花束を用意しておけば、華やかな画になり、また花束を小道具として使えば、小顔効果を意識したアングルに撮ることもできます。

他にも、InstagramやブログといったSNSを通じて、婚約報告用の画像としても充分使えます。ただしSNSで公開する場合は、閲覧可能な独身者への配慮を忘れてはいけません。特に対女性の場合、ダイレクトすぎる婚約指輪の画像は衝撃的に映る可能性があります。その点を考慮しても、花束の方が構図としてワンクッション置けてベターといえます。ぜひ彼女にもさりげなく、トラブルにならないよう助言してあげたいものです。

【1-3】プロポーズにぴったりな高級感があるから

プロポーズにぴったりな高級感があるから

どの花にも開花期があり、旬は瑞々しく生き生きとして、花束の仕上がりが違います。一般的なギフトの場合、花選びの基準に旬が挙げられますが、プロポーズの花束には特にルールはありません。

例えば、彼女がひまわり好きなら冬でも国内栽培している所がありますし、多少費用をかけてもよいようなら海外からの空輸も考えられます。また、プロポーズ向けの胡蝶蘭はピンクですが、サムシングブルーに見立てて、青い花びらに加工することも可能です。彼女に「珍しい」「見たことない」という、とっておきの感動をプロポーズに添えてみるのもアイデアです。

忙しい男性があれこれと準備に奔走してくれたその形跡に、女性は心から愛されている、誠心誠意尽くしてくれていると感じるものです。このように何かしらスペシャル感にこだわることで、プロポーズの成功に結びつけられます。

【1-4】場合によっては彼女好みの婚約指輪を贈れる

場合によっては彼女好みの婚約指輪を贈れる

プロポーズには婚約指輪を渡したいとダンドリしている男性が、ふと立ち止まるのが指輪の選び方。男性が身につけて欲しいデザインを贈ればいいのか、彼女の意見を汲んだ指輪がいいのか、一生に一度だから感動的なサプライズが一番なのか、迷ううちに計画がズルズルと押しては本末転倒です。

既婚カップルの助言でよく挙がるのが、結婚には勢いとタイミングが肝心という事実。二人にとってベストな日を決断したなら、なによりスケジュールはブレないことが賢明です。しかし贈る内容や演出はその逆で、フレキシブルに構えて調整しましょう。

ここ近年、婚約指輪は二人で選びたいという傾向にあり、ワンマンで決めることが男らしく引っ張っていくこととはいえず、むしろ「今度指輪を見に行こう」と約束するくらいが丁度良いのかもしれません。ただ、プロポーズ時に何もないと女性を悲しませる原因になるので、婚約指輪の代わりとして花束を用意しましょう。花束と言葉があれば男性の気持ちをしっかりと感じられるはずです。

【1-5】意味を込めて贈ることができるから

意味を込めて贈ることができるから

女性は大事な場面こそ、ここぞという時こそ、「きちんと言葉にして欲しい」と思うもの。願い通りすんなり口にできる男性はよいのですが、どうしても不得手で、噛んでしまいそうな心配があると、プロポーズの難易度が何倍にも跳ね上がります。そのため、もし追い込まれたなら、花束でのプロポーズを上手に活用してください。

花にはそれぞれ花言葉があります。同じ種類であっても、色によって表現が情熱的であったり、泣かせる響きが込められていたり、男性が想像する以上に饒舌です。また、贈る本数によって伝える意味をアレンジできたり、造花の場合は花びらそのものに短い言葉を刻印することができます。

花を好む女性は多いですが、花の持つメッセージに詳しい女性は意外に少ないので、いわばこの盲点を上手に利用し、まず男性が贈りたい言葉に近い花を準備しましょう。そして、渡す際に「どういう意味か分かる?」とわざと一芝居をうってみれば、興味津々に瞳を輝かせるかもしれません。男性はスマホなどでネット検索をかけて、ヒットした言葉を読み上げるなら度胸も照れも半減、けれど彼女の耳には男性の声で100%の想いが届くというテクニックです。

【1-6】最高のサプライズになるから

最高のサプライズになるから

男性が結婚を意識して、実際にプロポーズに至るまでは個人差があるものの、目安を知っておくと自己分析や判断材料になります。ゼクシィのブライダル総研による調査結果によると、交際期間は3.5年、プロポーズから結婚式までにかかる準備期間は13.3ヶ月が平均。ここからさらに遡ると、交際をスタートし2年強までに結婚が具体的に見えてくるようです。

「そろそろプロポーズしてみようか」「いつ結婚してもいいな」とスイッチの入った男性は、少しずつ情報を集め、大まかにゴールまでのプロセスを思い描くことでしょう。しかし人生、シナリオ通りにはいかず、例えば男性に転勤の辞令が下ったり、彼女の生活環境に急な変化が起こったり、あって欲しくないことですが大喧嘩、すれ違いや誤解から、交際の危機に直面することもゼロとはいえません。しかし結婚を本気にさせた彼女ですから、代わりなどいるはずがないのです。

つまり、まったく想定外のタイミングで、プロポーズする必要性が出てくることもあります。その場合は即断即決と瞬発力。花束でのプロポーズには、男性のそうしたピンチを究極のサプライズに変えられるポテンシャルがあります。

【2】プロポーズにぴったりな花の種類

【2-1】バラ

バラ

プロポーズの花束でまず思い浮かぶのがバラ。誰もがふさわしいと思うと同時に、愛と美の女神をお守りにしているようなものです。というのもバラはギリシャ神話において、アフロディーテと一緒に誕生した花であると世界中で語り継がれています。愛と密接に関わり、愛を代弁してくれるバラは、プロポーズを決意した男性にとって心強いアイテムといえるでしょう。

何千年もかけて品種改良を手がけてきた結果、花びらの枚数が増え、フォルムのバリエーションが多様化し、カラーも豊富になったことから、同じバラでも複数の花言葉を持つようになりました。また海外では、伝えたいメッセージをバラの本数にたくす小粋な習慣があり、プロポーズに関するものなら1本から108本までパターンがあります。

プロポーズ用の花束として、非の打ち所がない印象のバラですが実は長持ちさせることが難しい一面を持っています。プロポーズでバラを贈るときは、日持ちを考慮して準備する、あるいは本物そっくりの造花という選択肢もふくめ、後々のことも考えておくことが肝心です。

【2-1-1】赤いバラ

燃えるように情熱的な赤いバラには、「愛情」「深い愛」「愛しています」「熱情」といった女性を最高に酔わせる花言葉をもっています。数ある花のなかで女王に君臨する赤いバラだけに、贈られる側は誰しも笑顔を返してくれる、決して外さない花であることは確かです。

ただ、プロポーズで花束を贈る時だけは、そうした「失敗しない」という慎重さより、ここはひとつ「絶対イエスといわせたい」と前のめりなアタックに徹したいものです。力強く彼女を引っ張っていきたいという姿勢に、真っ赤なバラのイメージはぴったり。頼もしさを女性に感じさせて「初めてだらけの結婚生活でも何とかなる」と熱っぽく、安心感を与えてあげたいものです。

【2-1-2】ピンクのバラ

バラは「美の女神ビーナスの花」とも言い表されるように、女神の流した涙から咲き始めたという逸話があります。赤いバラがアグレッシブな印象を与えるのに対し、ピンクには女性たちにそっと寄り添うようなソフトさが持ち味といえるでしょう。

実際ピンクのバラには「温かい心」「恋の誓い」「感謝」「可愛らしい」といった寛容な花言葉がずらりと並びます。プロポーズの花束として贈るなら、愛をストレートに唄う赤いバラよりも、一歩控え目に、優しくはにかむようなアプローチを女性に与えてくれます。そして照れくさくて口にしづらい「これからも自分の隣で微笑んでいて欲しい」という男性の本音も、さりげなく伝えてくれます。

【2-1-3】白いバラ

純白は、新婦の色。この習慣はいつ頃から始まったか遡ると、イギリスのヴィクトリア女王が火付け役とされています。自身の結婚式で白シルクのウエディングドレスを着た姿は実にセンセーショナルで、当時の新聞や雑誌などがこぞって取り上げました。そしてイギリスといえばイングリッシュガーデンが盛んで、何千種類もあるバラを育てることはステイタス。プロポーズのバラは赤が王道ですが、白いバラにも毅然とした花言葉があるのです。

「あなたを心から尊敬します」「相思相愛」「約束を守る」「清純」といった、凛と貫く潔さと、結晶のように固い意志を感じさせます。その一方で、何事にも染まっていない清らかさと、まばゆいくらいに初々しさは、白いバラにしか出せない魅力。そしてプロポーズで手渡す時の最高のお膳立てとして「結婚式のリハーサルと思って受け取って欲しい」と差し出す白い花束は、実に画になります。

【2-1-4】バラの本数

ロポーズと縁の深いバラだけあって、贈る本数ごとに伝えたいメッセージが異なります。たった1本から豪華な108本に至るまで、直球勝負するメッセージや口ではなかなか言いにくいロマンチックなメッセージもあり実に多彩です。彼女には何本贈るのがふさわしいか、そう考えることは楽しいのですが、「メッセージの意味を知らない女性が意外にいる」という点には要注意です。彼女がもしそうだと気づいたら、男性はさりげなく解説を交えつつ、プロポーズへと話をうまく運びましょう。

【プロポーズに最適な本数と意味】

1本 一目惚れ、あなたは運命の人
3本 愛している
4本 一生愛し続ける
9本 いつまでも一緒
12本 わたしの奥さんになってください
40本 真実の愛
99本 永遠の愛
100本 100%の愛情
108本 結婚してください

【2-2】桃

桃

観賞用は花桃(はなもも)とも呼ばれ、バラ目バラ科に分類されるバラの仲間です。枝に濃いピンクの花が連なることから、春のブライダルでは会場デコレーションにうってつけの花として人気があります。「わたしはあなたの虜」に始まり、桃につけられた花言葉は「気立ての良さ」や、邪気を払うという意味で「天下無敵」もプロポーズに最適な言葉です。

バラ、ガーベラ、チューリップといった色濃い花と合わせるとアーティスティックな和モダンに仕上がる桃は、店で選んだそばからプロポーズの花束を作れそうですが、弱っていると蕾が開かないという落とし穴があります。そして、寒さと乾燥が苦手なのに、呼び込み目的で風通しや日当たり(問題は温度より乾燥)のいい店先に出されていることもあるので要注意です。

なお、できるだけ避けたい桃は、「蕾がグレーあるいは紫がかっている」「シワシワしている」など、素人でもある程度見分けられるので下見の参考にしてください。桃を贈るなら花の管理が適切な店をまず選び、事前に予約注文を入れて鮮度のよいものを仕入れてもらいましょう。

【2-3】千日紅

千日紅

コロンとした形と色が愛らしい千日紅(センニチコウ)。観賞している部分は花ではなく、包み込むように変形した色づく葉であり、苞(ホウ)と呼びます。「不朽」や「色褪せぬ愛」という花言葉をもつのは、百日も咲き続ける百日紅(サルスベリ)よりも花期が長いことから来ているようで、永遠の愛を誓う意味でも贈られる花です。

少し細かく分類すると、ピンク、白、紫などの淡い色が千日紅で、ビビッドな色をつけるのが近縁種のキバナセンニチコウです。なかでも赤は群生する光景がイチゴ畑に見えることから、ストロベリーフィールズという呼び名もあります。

暑さと乾燥に強く、日本の夏にも適しており、タネから庭や花壇や鉢で育てていきますが、切り花にしても発色状態は良好。ある程度観賞したらドライフラワーに加工して楽しむのが一般的です。風通しの良い日陰で逆さまに吊すだけで、くすむことなくほぼ持ち色をキープ。プロポーズの思い出と共に、長く心に残ります。

【2-4】チューリップ

チューリップ

球根=求婚、一種の語呂合わせですが、チューリップは童謡や絵本によく登場する花で、老若男女問わず誰からも愛されることから、披露宴会場の卓上花やブライダルブーケとしてもお馴染みです。

チューリップ全般に共通する花言葉は「思いやり」で、さらにバラと同じく色ごとに言葉をもっています。赤は「愛の告白」、ピンクは「愛の芽生え」「誠実な愛」、紫は「不滅の愛」、そして見慣れた黄色や白のチューリップは、恋愛に関する意味にやや悲しみが含まれているので、プロポーズの花束には不向きというのが一般的です。ただし彼女が好みというのなら、恋愛に限定しないポジティブな意味を添えることで贈ることはできます。ちなみに黄色は「明るさ」「名声」、白は「純粋」が挙げられます。

チューリップは温かい所にあると花を開き、夜寒くなると閉じて、開閉を13回繰り返すと終わりといわれています。とはいえ入荷のタイミングを考えると、通常の持ちは1週間~10日程度。束ねる時は花が開いて間もないものと蕾との配分を考えて、彼女に長く楽しんでもらえるようにしましょう。

【2-5】スターチス

スターチス

花の雰囲気が似ているため、かすみ草と間違えられることもありますが、スターチスとかすみ草は別の種類です。かすみ草は夏に弱いため、中心が黄色く周辺が白いガクのハイブリッドスターチス(キノブラウン)を代用する花屋が多いようです。観賞用として強い花なので、プロポーズの花束として贈ったあとも長く楽しめます。湿気だけ注意すれば生けたあとの世話も特別難しくなく、ドライフラワーに加工しても、色合いを充分楽しめる花なので贈り物に喜ばれます。

色とりどりのスターチスですが、共通の花言葉は「途絶えぬ記憶」「変わらぬ心」、そして色ごとにピンクは「永久不変」、紫は「しとやか」「上品」、黄色「愛の喜び」「誠実」という意味をもっています。実は現在、属名の呼称変更により、リモニウムと呼ぶようになりました。

しかし、スターチスの方が一般的にまだ認知されているため、愛着ある客層にも配慮してリモニウムと合わせて表記している親切な店もあります。

【2-6】胡蝶蘭(ピンク)

胡蝶蘭

ビジネス上でのお祝い事に選ばれる胡蝶蘭ですが、比較的丈夫な花であることと、一度咲くと1〜2ヶ月ほど持ち、育つ環境を整えてやれば枯れずに長く楽しめることからパーソナル・ギフトとしても人気です。花言葉の「あなたを愛しています」「変わらぬ愛」を代弁するように、プロポーズやブライダルの場面にもよく登場し、プロポーズにはピンク、ブライダルでは白が好まれています。

大ぶりでしっかりした花びらが蝶に似ていることから「幸福が飛んでくる」ともいわれ、さらに花の形がシンメトリー(左右対称)なため贈る女性に対して「完全なる美」と絶賛したり、あるいは完成や安定感と結びつけることもあるそうです。

胡蝶蘭に鉢植えが多いのはそのまま育てられることと、「場に根つく」というポジティブな意味もプレゼントできますが、しかし一方で切り花にしても意外に長持ちしてくれます。花びらのリッチな印象を活かした、プロポーズにふさわしいゴージャスな花束にアレンジするのに向いています。花瓶に生ける際は茎が固い胡蝶蘭なので、燃焼法での水揚げをオススメします。

【2-7】ヒヤシンス

ヒヤシンス

一房一房が密集し、ふっくらしたシルエットが独特のヒヤシンス。鉢植えや水耕栽培ではお馴染みですが、匂いが心地良いことから香りのブーケ作りによく選ばれ、和名の風信子あるいは飛信子というのも匂いが風に運ばれて来る様をもじったといわれます。ちなみに、香りはフレグランス用語でいうグリーンノートにあたり、青葉を思わせる胸をすくような爽やかさです。

地中海生まれで欧州の園芸愛好家により改良されてきたヒヤシンス。日本に入るのはオランダ育ちのダッチヒヤシンスと、ローマンヒヤシンスと呼ばれる変種です。切り花には前者が流通しています。球根から育てる花なので、長持ちを見分ける時は茎の根元を見ます。黄色っぽい軸は球根をくり抜いたもので、栄養を残してあるため頂点の蕾まで咲き、長く楽しむことができます。

香りのブーケ作りは相性の良い芳香花とブレンドすることが重要で、チューリップ、バラ、沈丁花、ジャスミン、ミントがオススメ。そして、水揚げにウッカリ茎の根元の球根を切り落とされてないか確認すると良いでしょう。なお、プロポーズに相応しいのは青色で、花言葉は「変わらぬ愛」です。

【2-8】アイリス

アイリス

花言葉が「希望」「信じる心」「(恋の)メッセージ」など、前向きな言葉が多いのが特徴です。そして天に向けて背筋をすっと伸ばしたような気品ある美しさに、かの有名な画家ゴッホも魅了され、アイリスを題材にした作品を次々と世に送り出しました。

店でリクエストすると、アヤメ、花菖蒲、カキツバタ、ジャーマンアイリス、ダッチアイリスなどが挙げられ、ようはアヤメ科の花の総称をアイリスと呼んでいます。紫や青がポピュラーですが、黄色・オレンジ・ピンクもあり、さらに白は「あなたを大切にします」というプロポーズにぴったりな言葉を持っています。

基本形はフリルのように花弁が大きく、中心部にひらひらの2枚が直立している方をジャーマンアイリス、中心部にひらひらがないものがダッチアイリスと見分けます。乾燥した土で育つ性質から、切り花を花瓶に生ける歳の水位は低めにしてください。

アイリスはギリシャ神話に出てくる、虹にまつわる女神・イリスから名付けられましました。男性からのプロポーズを、架け橋となって彼女に伝えてくれる花といえます。

【2-9】ブーゲンビリア

ブーゲンビリア

ハワイ、セブ、バリなどのリゾート地で多く見かけ、燦々と降りそそぐ太陽や開放的なムードを運んでくれるブーゲンビリア。赤・ピンク・紫・オレンジ・黄色・白など、色鮮やかで薄紙のようにひらひらした部分は包葉と呼び、実は花びらではありません。

中心の白い部分が花で慎ましくみえますが、その全体の印象から、花言葉は「情熱」「あなたしか見えない」といったエナジーに溢れたものになっています。

結婚式の披露宴にアレンジメントの依頼が多く人気ですが、水揚げが非常に難しく、切り花だとオアシスに挿してももって数日。プロポーズに贈るなら鉢植えが良く、渡す・運ぶ・世話まで気を配りたいものです。ブーゲンビリアはたっぷりと陽の当たる場所を好み、水やりも土が乾いたらあげる程度で、1年に数回も花の見頃があります。しかし、彼女が一人暮らしで日中の部屋は閉めっぱなし、冬場5℃以上をキープできる住環境にないと、生花は逆に手を焼くかもしれません。フラワーコーディネーターの間では「しおれさせるくらいなら造花の方が良い」と割り切る花でもあります。

【2-10】マーガレット

マーガレット

「好き、嫌い、好き」と花占いを連想させるマーガレットには、少女のような初々しさがあり、愛らしく清楚なフォルムはプロポーズをはじめ、どんなシーンでも歓迎されます。花言葉は色によって違い、定番の白はやはり「恋を占う」に始まり「心に秘めた愛」そして「信頼」。目を惹く黄色は「美しい容姿」、ピンクだと「真実の愛」というように、それぞれに意味を持っています。

ひとくちにマーガレットといっても、花びらのつきかたに個性があり、シンプルなリーフ咲き(一重咲き)、ぐるりと豪華なオペラ咲き(八重咲き)、立体的な花型のウルル咲き(アネモネ咲き)とあり、花束にしたときの雰囲気もかなり変わります。

鉢植え向きのマーガレットですが、世話次第で切り花でも長くもたせることができます。たっぷりの水の中で手折りで水揚げし、葉は水分の蒸発が早まるので落とします。水は毎日替えて茎や花瓶のぬめりも除き、室温の変化があまりない場所だと1ヶ月近くもつことがあります。気温が高い日は花瓶に氷をいれるなどしましょう。咲き終わりに挿し木を行い、成功するとくり返し花を楽しめるのがマーガレットの魅力です。

【2-11】ひまわり

ひまわり

和名の向日葵にあるように、成長期は太陽に向かう性質をもち(完全に咲いたら東に固定)、その見た目からサンフラワーとも呼ばれています。明るく元気そして一途な印象から、花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」が代表的で、夏の花らしい熱いメッセージが持ち味です。

カラーセラピストの観点では、ひまわりの放つ黄色は人の心を晴れやかにし、気分を上げるパワーに充ち満ちています。有名画家ゴッホの作品でひまわりを題材にしたものが多かった背景には、光あふれる南フランスの美しさや、ユートピアの象徴として描かれたともいわれ、人々はひまわりにポジティブな未来や希望を抱くことから、プロポーズの花束にも人気なのが分かります。

しかし、自宅で飾る際には誤解があり、夏の花だからとカンカン照りのベランダや庭に出すと、あっという間にしおれてしまいます。切り花になった時点で、水揚げ(場合によっては湯揚げ)や室温が高すぎないよう注意し、傷みやすい葉は落とし、腐りやすい茎は花瓶の水位を2〜3センチで低めをキープ。茎は短いほど上手に水揚げでき、1週間ほど花を楽しんだ後は、吊してドライフラワーに加工できます。

【2-12】カーネーション

カーネーション

母の日の花と思われがちですが、ピンクのカーネーションだと「途切れることのない不滅の愛」という、プロポーズにふさわしい力強い花言葉になります。日本だけでなく世界的にも生産量がもともと多い花で、最近は鉢植えも出回っていますが、それを切った物が切り花用として出回っている訳ではありません。

プロポーズの花束として選ぶなら、鮮度の良いカーネーションを仕入れているか、茎がしっかりしているか、蕾から色が見えているかを要チェック。鉢植えと異なり、蕾がたくさんついていても切り花は咲かせるだけの栄養を送れません。色の見えない固い蕾は結局開かないので、花屋で取り除くものの鉢植えと混同して残されることもあるので、花屋に作業を任せきりにしない方がベターです。

部屋で飾るときカーネーションは日当たりを好みますが、高温多湿は苦手。花がらは摘み取り、茎の切り口のぬめりは洗い、毎日水替えをする際に砂糖を少し溶かしてやり、乾いた感じがしたら葉の裏に霧吹きをかけます。花に水気がかかると色が変わるので気をつけましょう。鮮度と世話が良ければ10日以上楽しむことができます。

【2-13】ブルースター

ブルースター

5枚の青い花びらが星をかたどるように咲くブルースター。元は切り花用に栽培されていましたが、愛らしいミルキーブルーの佇まいに一目惚れし、ガーデニングで楽しむ愛好家がたくさんいます。

ブルーといえば、真っ先に思い浮かぶのがサムシング・ブルー。これは花嫁が身につけていると生涯幸福な結婚生活が送れるという西洋の習わしで、サムシング・フォーの1つにあたります。「なにか青いもの」として、ブルースターは結婚式でのブーケや装花に大活躍。もちろん、前段階のプロポーズで花束を贈っても、フライングではありません。

「幸福な愛」「信じあう心」を花言葉にもつブルースターは、茎を切ると白い樹液が出て水揚げを邪魔します。カットした切り口を10%食塩水で洗うか、流水でしっかり流します。肌が弱いと樹液にかぶれるかもしれないので、ブラシやゴム手袋は必須です。鉢植えギフトにするなら、咲き始めの紫色や咲き終わりのピンク色も愛でることができ、最後は綿毛のついた種を収穫する楽しみもあります。

【2-14】リース

リース

結婚にまつわるワードで、必ず巡りあうのが「円」の文字。婚約指輪などで円の話しが多いのは、古代エジプト時代に結婚を意味する象形文字で使われていたことが由来します。さらに花を真上から見れば円形が多く、プロポーズや結婚に花が欠かせないのは、円の縁起を引き寄せているのかもしれません。また、始めも終わりもない形から「永遠」と意味を結びつけてもいます。

プロポーズに花束を添えることは、定番スタイルとして支持されています。しかし、それは絶対ではなく、男性の内心として「持ち歩くことが照れくさい」という声もあります。それらを巧みにミックスさせたアイテムとして、お洒落なリースが注目を集めています。

花々で形作られる「円」と「永遠」、その仕上がりはまさにハワイのインスピレーションを感じさせるレイのようです。彼女への「感謝」とこれからも変わらぬ「敬愛」を込めてプロポーズするなら、枯れない花でのリースがぴったりです。のちに二人の新居にて、真っ先に目につく玄関やリビングに飾るか、婚礼写真と共にゲストを温かく迎えるインテリアとして長く愛用できます。

【2-15】ボックスフラワー

ボックスフラワー

プロポーズに贈る花は年々多様化しています。やわらか頭で考えれば花束に限定する理由はなく、プロポーズの成功と、彼女が「素敵な花をもらった」と感動することに、ブレることのない花を贈ることができれば良いのです。

そこで注目なのが、ボックスに詰めた花のギフト。これまでプレゼントを贈り・受け取ってきた習慣から、人は箱の形から中身を予測できます。ホールケーキが入りそうなサイズ、ネックレス用に使われる長方形、指輪が入りそうな両手に納まるサイズなど様々あり、フタを開けて「まさか花が入っているとは」と意表を突くギフトです。

中身は生花の花首をパッケージしたものや、精巧な造花やプリザーブドフラワーにラメやチャームなどデコレートしたもの、こんもり3Dにアレンジした花やリースに形作ったりと、目移りするほどバラエティに富んでいます。その上、このタイプのギフトは通信販売に力を入れており、忙しい男性の手を煩わせません。指定した場所と時間にきちんと届き、開ければ彼女を歓喜させ、そのまま部屋に飾れるという三拍子揃ったスグレモノです。

【2-16】誕生日花

誕生日花

誰もが好きな無難な花より、彼女にまつわる、そして彼女自身も意外に知らないエピソードを盛り込みたいなら、誕生日花という切り口があります。生まれた月日にちなんだ花を一覧にしたもので、2月29日も含めた366日分の花があります。

ただし、366種類あるわけではなく、同じ花が別の日とも重複しているので実際の種類はもっと少ないです。また、誕生日と開花期が合わなかったり、葉・樹木・野草・山菜などプロポーズにそぐわない植物を紹介されていることもあります。例え同日でも編集した協会や団体によって紹介の花は異なり、国や地域によっても解釈がまちまちなこともあります。

統一されてないことに戸惑う男性もいますが、「気に入った誕生日花を選べる」と考えれば良いでしょう。野草が誕生日花でも、別の書籍ならバラと紹介されているかもしれません。そして、彼女が自身の誕生日花を知っていても、「こんな解釈もある」と変化球で攻められるので是非活用してみてください。

【2-17】ブリザーブドフラワー

ブリザーブドフラワー

特殊な薬液を使い、花や葉が生きたままの風合いを半永久的に残こすよう加工したのがプリザーブドフラワーです。フランスの特許保存技術がフローラルデザイナーの間で広まったことから、プリザーブドフラワーはフランスが本場との見解もありますが、生花を保存する方法(グリセリンによる)は昭和からありました。

ほぼ自然のままの発色、柔らかくしっとりした見栄え、水分を抜いているため生花より軽く、花粉や香りもないことからアレルギーの心配もありません。またこの加工は淡く優しい色味を損なわない点が素晴らしく、春に出回るパステル調や秋のムード満点のアースカラーも美しく残せます。

プロポーズの花束として贈る場合、プリザーブドフラワーをブーケやオブジェにしたものを選ぶか、生花を彼女に贈ったあとプリザービスト(加工のスペシャリスト)のいる専門店に持ち込む方法があります。後者の場合、花の鮮度と水落ちさせないことが最も重要で、その手間は多少あるものの、世界にたったひとつのメモリアルになるので、手を掛ける価値は充分あるといえます。

【2-18】プロポーズ専用のフラワーギフト

フラワーギフト

彼女が好みそうな花や色などの見当がつく男性は、実際に花屋を覗くことをオススメします。市場からの仕入れ、花の最新トレンドを知ることができるので、イメージ以上に素敵なプロポーズの花束を作ることができます。ただ、よりサプライズに特化したいなら、ブライダルグッズ専門の店やサイトのチェックも行うと良いでしょう。

専門というだけあってパッケージや演出に凝っており、花だけでなく、プロポーズの全行程に工夫がなされています。察しの良い女性なら、男性が花束を用意した段階で「何かある」と勘づくかもしれませんが、プロポーズ専用のフラワーギフトの場合、フタを開ける瞬間まで狙いをシークレットにでき、ドキドキする仕掛けも添えられます。

また、女性のときめきを商品化する洒落っ気もあり、壁ドンや顎クイにならぶ、箱パカをプロポーズ用に提案。その擬音通り、リングケースを開ける動作を指すもので、推奨するラインナップにも力を注いでいます。男性の発想にはないユニークさは、一度覗いてみる価値アリです。

【2-19】相手の好きな花で作った花束

相手の好きな花で作った花束

男性のデータバンクに、彼女が好む花がしっかりインプットされているなら、プロポーズでそれを活用しない手はありません。何気ない会話から聞かされた花の名前、デート先で見せた花へのリアクションなど、「覚えてくれているなんて思わなかった」と高確率で彼女を感激させます。

花屋で注文する際、あれこれありすぎると花束として雑多になり、すっきりとスマートな仕上がりになりません。そこで好きな花を1本あるいは2本に絞り込み、アクセントやバランスで使う花はお任せにします。また、彼女がバラなどのポピュラーな花を好むのであれば、そのままを束ねるだけではプロポーズにふさわしいスペシャル感が足りません。そうした場合、例えば値段が10倍する高級なバラにするか、希少価値の高い品種を仕入れてもらうなど、贈る男性サイドのこだわりやひと工夫を盛り込みたいものです。

彼女の好みと男性の記憶とのコラボレーションから生まれる花束は、まさに唯一無二、誰にも真似することのできないオリジナル作品として一生の思い出にできます。

【3】悪い面も実はある!花束プロポーズのデメリット

【3-1】生花は世話が必要

生花は世話が必要

プロポーズとして受け取った花束は、数時間はもつよう花屋で処置してあっても多くはくたびれており、一刻も早く水揚げを必要としています。

ポピュラーなバラの花束で例えると、花首がもたげていたら深水という処置を行います。茎に巻いたゼリーやコットンを外して切り口をキレイに洗い、花がまっすぐになるよう新聞紙の上に並べ、茎下は新聞紙からはみ出したまま、1周目はふわっと、2周目以降はきゅっと包みます。バケツの半分ほどに水を溜めて新聞紙ごと水に漬け、かなり弱っているなら、水の中で茎を3〜5センチほどカットし水揚げさせます。短くても2時間以上、できれば半日から丸一日浸して復活させます。

つまり生花を贈る場合、花を放置したまま、じっくりプロポーズの余韻を味わえないのが難点。また本数が多いほど手間はかかり、部屋が狭ければ飾る場所に困ることもあります。感動のプロポーズをしたのに、しおれた花束を持たせてしまったり、彼女がバタバタしないよう気を配りたいものです。

【3-2】枯れてしまう

枯れてしまう

美しい花束であればこそ、抱えるほどの豪華な花束こそ、寿命と分かっていても枯れてしまうのは寂しいものです。それもプレゼントされた理由がプロポーズなら朽ち果てる姿を見届けるのは複雑で、最高の思い出とのギャップから戸惑いも生まれます。部屋の雰囲気もガラリと変わり、フラワー・ロスにより帰宅したくないと感じる乙女心が芽生えるかもしれません。

また、植物にまつわる珍現象として、丈夫といわれるサボテンすらなぜか枯らしてしまう人が実在します。一説には「部屋の邪気を吸っているから」とも言われますが、それがイヤで部屋に植物を置けない場合もあるのです。

センシティブな配慮を要しそうなら、いっそのこと「絶対に枯れない花」を贈りましょう。近年、造花の技術は目を見張るものがあり、上質なシルクを使ったアーティフィシャルフラワー(略アートフラワー)の名称で広まっています。花びらや葉が傷まないのでメッセージを刻印できたり、生花には不向きな装飾を施すことも可能。フレグランスとコラボさせるとますますリアルな花となり、インテリアとして長く重宝できます。

【3-3】後始末が大変

後始末が大変

種類によって部分的に枯れていくもの、瞬く間に終わってしまうものなど、花の寿命はまちまちですが、プロポーズの花束なら一日でも長く飾っておきたいものです。間引きする手間、そしてついに見切りを付けるタイミングなど、受け取った女性はその影で悩まされてもいるようです。

「少しでも思い出に残したい」とドライフラワーに加工する場合、バラ、千日紅(センニチコウ)、リモニウム(スターチス)、ローダンセ、ラベンダー、デルフィニウム、リンドウ、サンダーソニア、ひまわりなどは適しています。ただし赤いバラは黒く変色しやすく、トゲはさらに鋭くなり、ひまわりはドライフラワーにしては重い仕上がりになります。しかし、一方で風水学的に枯れた花は「負」の気を溜めるとされ、好ましくない一面もあるのです。ちなみに、造花も生気がないためドライフラワーと同じですが、ビビッドな色であれば良い運気を呼び込むといわれます。

カビや虫の発生も考えられるので、生花は役目を終えたら「ありがとう」と感謝し、新聞紙にくるんで燃えるゴミとして処分できます。庭があれば土に返してあげるのも良い方法です。

【3-4】持ったままの移動が大変

持ったままの移動が大変

プレゼントでなくプロポーズの花束ですから、彼女の手に渡る瞬間が「結婚してください」のクライマックスになるようタイムスケジュールも充分練っておきます。待ち合わせですぐ渡すとは考えにくく、しかし男性が持っているところを目撃されてはサプライズはまず成功しません。

あるいは一生に一度だからと、思いきって108本のバラを手配したとします。彼女をどっきりさせる点では大成功ですが、両手が回らないほどのボリュームがあり重量も相当なものです。男性の腕力をもってしても身動きは容易でなく、帰りの電車の中では周囲の目や反応が気になるようなら車(あるいはタクシー)の手配を考える必要性が生まれます。

持ち運びのネックをなんとかしなければ、花束でプロポーズのアイデアがどれほど優れていても、実行不可という残念な結果となります。例えば、水落ちを気にしなくてすむよう生花にしない、紙袋で持ち運べるボックスギフトにする、といった条件を一点変えればラクに適うこともあるので、計画はじっくり練りましょう。

【3-5】まさかのアレルギー

まさかのアレルギー

春先の社会現象といえばスギのアレルギー。花粉がわさわさと飛び散る映像を見ただけでくしゃみ・鼻水・目の痒みを訴える人がいるほど、深刻な問題になっています。そして、スギ花粉ほどではありませんが、花に対するアレルギーを持つ方も結構いるのです。

代表的なのが、バラ・ユリ・カサブランカ・かすみ草などで、症状を引き起こすのは花粉というより、香りが原因という意外な答えをあちこちで見受けられます。

香りは肉眼では見えないものの、匂い分子という化学物質で、多くは揮発性であることから元となる物体から離れて空気中を漂う性質をもっています。これが目・鼻・喉の粘膜にふれると、特殊な抗体をもっている人は過剰反応を起こします。つまりにおい分子や花粉そのものに病原性はないので、抗体のない人には無害です。

彼女から聞いたり、花に触れた時にくしゃみをする様子があったら、アレルギーに対する配慮をしましょう。花屋で花粉を処理してもらう、匂いの少ない花を選ぶ、アレルゲンの花は除外するなどがありますが、花を贈らないという選択肢は寂しいので、本物と見間違える造花やプリザーブドフラワーを検討するフレキシビリティが求められます。

【3-6】アートフラワーという選択

アートフラワーという選択

生花に対し、枯れない花を造花と言います。そして、造花にはポリエステルやプラスティックがメインの安価なものと、サテンやビロードやオーガンジーなどのクオリティの高い布やリボンを使って、生花に迫るリアルさと生花にはできない芸術性、その両方を取り入れたアートフラワーがあります。

前者と後者の違いは一目瞭然。古い先入観をガラリとイメージチェンジさせ、造花の新しい時代をリードするにふさわしいのがアートフラワーです。

基本的に花びら1枚から丁寧に仕上げていくため、自然なアシンメトリーやアンバランスが生まれ、機械製造にはだせないリアルな風合いが魅力です。さらにフルオーダーメイドを利用すると、素材からデザイン、そしてパッケージに至るまで世界にただ1つのアートフラワーを作れます。また、特殊な加工を施すことで、部屋の空気を綺麗にしたり、香りを吹き付けてより本物に近づけることもでき、枯れないためゴミならないことも含め、エコにも関心高い女性の間でも注目されています。

【4】準備万端!実際に花束を購入する

【4-1】注文時に伝えること

注文時に伝えること

花は鮮度が命なので、大事なプロポーズの花束を作るのならば事前に予約を入れましょう。特にクリスマス、ホワイトデーといった愛にまつわる記念日には、花の需要も一気に跳ね上がります。通常、1週間ほど前の予約であれば多くの花屋はリクエストに応じられますが、天候や生産地の事情による出来不出来や仕入れの波もあるので、万全を期すなら2週間ほど前には打診する方がベストです。

そして、花束をコーディネイトしてもらう際に必ず必要な情報が、渡す目的(プロポーズ)・渡す日時・予算・彼女の年齢・好みの花や色・雰囲気・持ち運びに要する時間(水揚げできるまでのタイムラグ)が上げられます。男性に仕上がりの大まかなイメージが出来ているのであれば、それに近い写真の切り抜きを持ち込んだり、店内ディスプレイを見本にしながら、目に見えるカタチでの意思疎通をはかるとなお安心です。

【4-2】コンシェルジュやスタッフに相談

コンシェルジュやスタッフに相談

男性にとってプロポーズのプレッシャーはかなり大きなもので、普段なら考えて決められる物事が、「考えすぎて決めかねる」の落とし穴にはまってしまうことがあります。特に花について、知れば知るほど、見れば見るほど目移りし、失敗だけはできないと無意識に自分を追い詰めて、ジャッジが鈍ってしまうこともあります。

初めてのプロポーズならなおさら、数々の相談について受け答えしてきた専任のコンシェルジュや花屋のスタッフに相談することをオススメします。花の知識を持ちながら、お客様との実際のやりとりで得た情報を「すぐ役立つ・すぐ実行できる」アドバイスへと切り換えて、次のお客様に参考として提案することに長けています。

しかも、相談料はほぼ無料で、電話やメールでの問い合わせも受け付けてくれます。すべてのカップルのプロポーズが成就し、幸せな結婚へ向けての一助になるよう誠心誠意応えてくれる頼もしい存在です。ここは男のプライドや沽券や意地など一旦横に置いて、使えるものは何でも活用するくらいの開き直りが成功への近道です。

【4-3】おしゃれな花瓶やグッズを手配

おしゃれな花瓶やグッズを手配

女性は何らかのカタチで花をプレゼントされたり、披露宴やパーティーに出席すると装花の持ち帰りを勧められることから、男性より圧倒的に花と関わる機会が多いです。

とは言え、普段花を生けている女性でも、沢山の花瓶を取り揃えているとは限りません。生花の寿命は数週間と短いので、普段使わない食器や空き瓶で済ませたり、あるいは「手持ちの花瓶に合う花にする」ことで間に合わせることもしばしば。つまり、プロポーズの花束のような立派すぎる花を唐突に渡されると、嬉しくても困ることがあるので、贈る花束に合わせた花瓶やお世話グッズも別に用意すると親切です。

花束をそのまま生けるなら、円柱のどっしりしたタイプが倒れにくく場所もとりません。桃・ひまわり・胡蝶蘭・ユリ・カサブランカ・コスモス・菜の花など、背の高い花の花瓶はもっていない家が多いものです。霧吹きは重宝するのでインテリアにもなるお洒落なデザインか、香水のアトマイザーでも代用できます。花ばさみや延命剤は見た目が実用的なので、ラッピングかセンスのいい紙袋に入れて贈れば完璧です。

【4-4】しおれさせずに贈る

しおれさせずに贈る

生花は鮮度よく水がいき届いていると、見るからに生き生きとして、ハリや瑞々しさも違います。花屋に冷蔵ショーケースが置かれ、店内が少しひんやりするのは、花持ちをよくするためでもあるのです。移動は花にとってストレスですから、できるだけ負担を減らしましょう。

鮮度のいい仕入れはプロに任せるとして、デート中タイミングを見てプロポーズするなら、遊びや食事の移動に、花屋へ立ち寄れるコースを作成します。協力店を事前に見つけ、打合せは当然済ませておきます。デート終盤なら、予約したレストランやバーへ配達を頼みます。そのまま一泊する場合、結婚式を挙げられるホテルをチョイスすると、プロポーズ用の花束を調達できるかコンシェルジュを通して計画をたてられます。

ドライブの場合は、合間にこっそり水を補給できる支度をトランクに用意し、暑い季節は確実にしおれさせるので避けます。彼女を見送り、別れ際にプロポーズするなら、持ち運びが長時間に渡るので生花でなく、造花やプリザーブドフラワーが最適です。しっかりラッピングはせず、中身をすぐ出せるよう隠すだけにしておいて、あとは勇気を出してアタックのみ。

【5】おすすめのお店

【5-1】メリアルーム

メリアルーム

永遠に咲く花・アートフラワーの先端をいく、インターネット専用ショップです。アートフラワーに魅せられたフラワーコーディネーターが集まり、本物と見間違えるほどの精巧さとデザイン性にすぐれた商品を数多く生み出しています。

美しさを極めるため、エルメスやシャネルで採用されている高級リボンMOKUBA(モクバ)をはじめ、モード界をリードするフランスやイタリアから取り寄せた魅惑のリボン、アクセントに使うラインストーンはご存じスワロフスキー社製をあしらい、珍しいゴールドオブジェも取り揃えています。すべてハンドメイドのため、まったく同じアートフラワーは存在しません。通常注文から10日ほどで配送のところ、枯れない花の特性を活かし最短翌日配達の超速サービスも可能にしました。

また、女性の赤裸々な声をランキングで紹介するテレビ番組に、メリアルームの商品が登場し「女子のツボがつまったチョイス」「これぞサプライズ」と高く評価されました。そして顔の見えないインターネット販売をフォローするため、電話やメールで知識豊富なコンシェルジュとコンタクトがとれるので、安心して満足のいくアートフラワーを選ぶことができます。

【5-2】メリアルームメン

メリアルームメン

ハイセンスのアートフラワーを提案するメリアルームの男性版サイトです。花のプレゼントやプロポーズなど待つだけでいい女性に対し、男性は分からないことや不慣れであっても想いに応えようと努めます。そこでメリアルームメンは、アイデアや知っておくべき知識など男性目線のコンテンツを独自に充実させ、忙しい合間に情報を一網打尽にできると支持されています。

特にプロポーズに関するプレゼンテーションは非常に優れていて、女性の本音、プロポーズ経験者によるアドバイス、女性が憧れるシチュエーションなど、分からない女心がほどけてよく見えるようになり理解が深まります。その一方で、アイテムのセレクトがどれもストライクで、男性でさえ直感的に「彼女は喜んでくれる」と手応えを感じるものが多く、時間の無駄なく迷いもなく決められます。

さらにメリアルームメンは女性へのサプライズをプッシュしており、贈る側の男性が準備する段階からわくわくと楽しめて、いざ迎える当日は緊張以上に「早く彼女のリアクションが見たい」と期待高まる仕掛けが満載。チェックせずに行動すると後悔する、男性必見のサイトです。

【5-3】日比谷花壇

日比谷花壇

数あるフラワーショップのなかで、利用者の満足度の高さにおいて常に上位に入る有名店です。生花のクオリティとフレッシュさは店舗のみならず、通信販売でも確かなことから「多少値が張るだけの価値はある」と広く認知されています。

さらにアレンジメントも、ハイセンスからアーティスティックまで幅広く、ギフトとしての日比谷花壇ブランドは不動の人気といえます。なかでもバラの花束で提案されているラインナップは、そのままプロポーズの花束として贈りたくなるほど華麗で洒落ています。肉厚な花びらをもつ上質なバラを抱えるほど束ねた花束、バラのように層をなす独自のラッピング手法は日比谷花壇が発案、さらに不可能を可能にした稀少品種のブルーのバラ(季節限定販売)も取り扱っています。

またモード界の有名デザイナーとのコラボギフトや、プリザーブドフラワーとディズニーやサンリオのキティとのコラボもあり、女性が欲しくなる流石の品揃えです。

最後に

プロポーズの花にこれほどのバリエーションがあると、彼女にふさわしい贈り方はきっと見つけられるはずです。また意味やメッセージを覚えておくと、尊敬のまなざしを向けられるかもしれません。花はただの賑やかしや添え物ではなく、男性のプロポーズそのものをドラマティックにしてくれる重要なツールです。1つ1つ好感を積み重ねて、ぜひ彼女からのOKを獲得してください。

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