要チェック！スポーツ観戦デートの前に知っておきたい18のポイント

スポーツ観戦デートのメリット

いつもとは違った雰囲気のデートが楽しめる

定番のデートコースといえば、映画館や遊園地などのテーマパークを思い浮かべますが、そうしたデートコースにばかり頼っていると新鮮味に欠け、マンネリ化を招いてしまうことがあります。

例えば、いつものデートに飽きてきてしまうと、お互いに対する気持ちまで薄らいで感じられ、あまり良い印象を得ることはないでしょう。しかし、スポーツ観戦デートなら数多くのスポーツの中から自分たちに合うものを好きなように選ぶことができるので、飽きてしまうようなことはまずありません。

また、同じスポーツでも、同じ内容の試合が行われることはただの一度もないので、一生に一度しか経験することのできない特別な時間を、恋人と一緒に味わうことができます。映画館のように座席に腰を下ろしながら観戦するものがほとんどですが、まるで遊園地へ来ているかのようにエキサイトできる場所なので、普段のデートとは違った雰囲気を楽しめることは請け合いです。

お互いの距離感がぐっと縮まる

普段のデートでは買い物や食事、ドライブデートなど、二人きりの時間を楽しめる大人しめのプランを考える人の方が大多数です。アウトドアなカップルなら、一緒にキャンプへ出掛けたり、実際にスポーツを行うこともありますが、スポーツ観戦デートの場合は、また違った楽しみ方をすることができます。

二人で一緒に一人の選手を応援したり、チームの応援したりしているうちに自然と白熱してきてしまうと、思わず声が出てしまったり、野次を飛ばしてしまうこともあるでしょう。あまりに度が過ぎてしまうのは問題ですが、そうしたこともスポーツ観戦の醍醐味の一つです。

いつもは比較的大人しいタイプなのに、スポーツ観戦となると人が変わったように活発になったり、饒舌になったりするタイプの人は多いので、恋人の違った一面を発見することができ、お互いの距離感をぐっと縮めるためのデートとしても非常に有効的なプランです。

テレビ観戦以上の臨場感を味わえる

スポーツが好きな人たちにとって、自宅やスポーツバーなどでスポーツ観戦をする機会は、実際に競技場へ足を運ぶことよりもずっと多いでしょう。しかし、どれだけ大型のテレビでスポーツを観戦したところで、それを目の前で見る臨場感には敵うはずがありません。

自宅でスポーツ観戦をすることに慣れてしまっていると、出不精な人は特に、競技場まで出向いて観戦することに意味を見いだせないかもしれませんが、いざ生の臨場感に触れてみると病みつきになってしまい、そこから生のスポーツ観戦にはまり込んでしまうことも考えられます。

カップルで行くとなると、最初は本当に楽しめるのかと思って尻込みをしてしまうかもしれませんが、直接足を運んでみると大きく印象も変わってくるので、機会があれば是非とも競技場へ出向いてみてください。

趣味を共有できる

元々スポーツ好きのカップルなら、スポーツ観戦デートを共通の趣味として楽しめるので、普通のカップルよりもデートコースの幅が広がり、より有意義な時間を過ごしているとも考えられますが、一度もスポーツ観戦デートをしたことがないカップルでも、決して遅いなどということはありません。

また、カップルのうちのどちらかがスポーツ好きでも、相手にはそこまでの興味がないパターンも存在しますが、一度一緒に連れて行ってあげると夢中になってくれることもあるので、「今度一緒にスポーツ観戦に行かない？」などと誘ってみるのも一つの手段です。

カップルで趣味を共有させると、共通の話題が増えるので自然と会話も多くなり、お互いへの思いを深くさせることにも繋がります。スポーツ観戦デートならデートプランに大きく頭を悩ませる必要もないので、簡単に楽しく過ごすことができるでしょう。

スポーツ観戦デートの注意点

嫌がっている相手を無理やり連れて行かない

恋人と一緒にスポーツを観戦してみたい、一緒に応援をして勝利の感動を味わいたいなど、デートに行きたいと考える理由は様々あると思いますが、スポーツ観戦デートで最初に気をつけるべき点は、誘った時の相手の反応をしっかりと見定めることです。

楽しく賑やかな一時を恋人と一緒に過ごしたい、共有したいという気持ちは大切ですが、嫌がる相手を無理やり連れて行っては、本来なら楽しめることも、まったく楽しめなくなってしまいます。

肝心なのは、相手の考えを知っておくことなので、一緒に行きたいと考える場合は、それとなく「今度野球を見に行こうと思うんだけど、一緒に行かない？」などと誘いをかけてみてください。好感触が得られたらそのまま話を進め、望ましくない反応が返ってきた時は、潔く諦めるようにしましょう。

軽くでもルールを勉強していく

一緒に行くとは言ったものの、本当はその競技のルールをよく知らないというのはよくある話です。誘ってくれた相手は、一緒に楽しめればそれでいいと考えている場合がほとんどですが、ルールを知っているのといないのとでは、絶対的に知っていた方が楽しくスポーツ観戦を行うことができます。

しかし、スポーツのルールを一から十まで勉強するのは、とても大変な作業になってしまうので、最初は軽く知っておくだけで構いません。初めてのスポーツ観戦で楽しい思いをすることができれば、自宅でのテレビ観戦も行うようになり、自然とルールも頭に入って、少しずつ身に付いていきます。

誘ってくれた相手も、恋人が自分と同じスポーツに関心を示し、頑張ってルールを覚えようとしてくれている姿を見れば、絶対に悪い気はしません。分からないことがあったら知ったかぶりなどはせず、素直に質問をしてみると、相手も喜んで答えてくれるでしょう。

天候には要注意

ドームなど天井がある競技場だったり、天候に合わせて開閉式になっている競技場の場合は、そこまで天候に気を使う必要はありませんが、屋外で行われる試合やスタジアムの場合には、服装や準備をするものが大きく異なるので、当日の天候のチェックは欠かさないようにしてください。

もちろん、雨の降り方によっては、試合が中止されることも予想されるので、公式ホームページなどでその都度確認をしておくと無駄足を踏まずに済むでしょう。

また、雨以外にも、雷が鳴っていると落雷の恐れがあるので、試合が中止、もしくは遅延となる可能性も出てきます。過去にはドームで行われる予定だった試合でも、大型台風の影響で中止になった例もあるので、当日の天候にはしっかりとした注意を払うようにしてください。

スポーツ観戦デートで雨天に用意しておきたいアイテム

• レインコートやレインポンチョ(動きやすさ重視)
• Tシャツや靴下などの軽い着替え
• タオル(可能なら厚手のもの)
• 濡れたものを入れるビニール袋
• あたたかい飲み物

服装には気をつける

スポーツ観戦へ行く際は、先述の通り天候や場所によって着るものがまったく違ってくるので、当日の服装には十分に気をつける必要があります。ドームやスタジアム、野外、スケートリンクなど、それぞれのスポーツによって適した環境が違うので、それに合わせた服装で行くことを心掛けましょう。

基本的には、体温調整しやすい格好で行くことが好ましいです。例えば、野球観戦の場合は昼と夜のゲームに分かれているので、屋外で試合が行われる場合には、特に着る服が異なってきます。暑い時期には涼しい格好をしていく必要はあるものの、入念な日焼け対策が必要です。昼と夜の寒暖差が激しい時期には、さっと羽織ることのできる上着を用意していくと重宝します。

せっかくスポーツ観戦デートへ出掛けて行っても、体調を崩してしまっては元も子もないので、自分で気をつけらえる点はしっかりと押さえておき、余裕があるようなら相手の分の上着、防寒や日除けなどにも使えるタオルを用意しておくと大変喜ばれます。また、身体を動かして応援をするような場合は、スニーカーを履くなど、動きやすい服装で来ることも忘れてはいけません。

ネガティブなことは言わない

恋人に誘われたから来てみたもののイメージとは違っていた、好きなスポーツではないからそこまで楽しめなかった、それ以前に人が多すぎて気疲れしたなど、実際に競技場まで足を運んでみると、ただ楽しかったという印象ばかりではなく、ネガティブな意見も出てきてしまいます。応援していた選手やチームが負けてしまっても、ついつい気落ちしてしまい、マイナスな発言をしてしまうこともあるでしょう。

思わず愚痴や文句を口にしたくなる気持ちは誰にでも理解できるものですが、カップルでスポーツ観戦デートに行った際には、そうしたネガティブな感情は口に出さない方が賢明です。お互いに嫌な気持ちになることが分かりきっている上に、デートの雰囲気が悪くなってしまう一方なので、口にしてしまいそうになったら一度言葉を飲み込んで、深呼吸をしてみてください。

しかし、そうしたネガティブな言葉は、大抵の場合ポジティブな言葉に変換することができます。例えば、「つまらない試合だったね」なら「次の試合はもっと面白ければいいね」と言い換えられるように、マイナスなイメージでも、言い方によってはプラスに変えられることもあるので、お互いに険悪な雰囲気を引きずらないで済むような気遣いを心掛けましょう。

うんちくを語りすぎない

いざ恋人をスポーツ観戦デートへ誘い出すことに成功しても、相手がこの先も一緒にスポーツ観戦をしてくれるかどうかは、一度目のデートの成果に掛かっています。上手く終わらせることができれば楽しかった印象ばかりが残り、また次も行きたいと思ってもらえる可能性は高まりますが、反対に悪い印象が残ってしまうと、もう二度と行きたくないと思われることもあるので、十分な注意と配慮が必要です。

相手が観戦するスポーツに疎い場合、特に気をつけるべきなのが、自分の知識をひけらかす行為です。何かを質問されたら教えてあげたり、ちょっとしたルール説明なら問題はありませんが、そのスポーツに関するうんちくなどを延々と語られてしまうと、途端にうんざりし、嫌気が差してきてしまいます。

最初から気楽な調子でいた方が、相手も身構えずに済むので、当日は自分の意見や感情を押し付けないように気をつけ、相手の様子を見守ってあげるようにしましょう。

一人だけで楽しまない

スポーツ観戦デートで陥ってしまいがちな失敗の一つに、デートに誘った張本人が一人だけで楽しんでしまい、相手を置いてけぼりにしてしまうことがあります。恋人と一緒に大好きなスポーツ観戦にやって来たことで、あまりの嬉しさに舞い上がってしまう気持ちは分かりますが、相手がスポーツに疎い場合は特に、最大限の配慮が必要になるので注意してください。

相手は初めてで、しかも右も左も分からない状態なので、デート当日は自分が楽しむというよりも、相手を楽しませてあげることを主に意識しましょう。不思議そうにしていたり、不安そうにしている時は進んで声を掛けるようにすると、相手を安心させてあげることができます。何事も最初が肝心であることは間違いないので、相手に対する気遣いの気持ちを忘れず、お互いに楽しめる一日を演出してみてください。

スポーツ観戦デートの楽しみ方

競技場は一種のテーマパーク

競技場と聞くとスポーツの試合が行われるだけのイメージがありますが、競技場も一種のテーマパークのような姿に変化しつつあります。競技場の外には食べ物やグッズ販売などのお店が並び、場所によってはスポーツを体験できる施設やゲームなどが行われていたり、観覧車などが設置されていることもあります。

そのため、たとえスポーツそのものに対する興味が薄かったとしても、年齢に関係なく総合的に楽しませてくれる場所であれば、カップルのデートコースとしても申し分はありません。もちろん、全ての競技場がということではないのですが、そういった競技場であればスポーツ観戦以外の楽しみも目白押しなので、相手を飽きさせてしまう心配は簡単に軽減されることができるでしょう。

恥ずかしがらないで思い切り楽しむ

スポーツ観戦デートで重要なのは、恥ずかしがらずに競技場の雰囲気を思い切り楽しむことです。せっかくスポーツの試合を生で観戦する機会を得たのなら、嫌々観戦するより、自分なりにでも楽しむことができれば、それが恋人との素敵な思い出になることは間違いありません。まずは雰囲気に身をゆだねてみて、慣れてきたと感じたら、恋人と一緒に贔屓の選手やチームを頑張って応援してみましょう。

何事の場合も初めては緊張し、戸惑ってしまうものですが、周囲に大勢の人がいるように思えても、そうした人たちは試合を観戦するために競技場を訪れ、試合そのものに集中しているので、誰もこちらのことなど気にしてはいません。しかし、過度に騒ぎ立てると周りの人に迷惑を掛けてしまうことになり、場合によっては競技場から出て行くように指示されることもあるので注意してください。

スポーツ観戦を楽しむための心得

• 恥ずかしがらない
• 雰囲気に身をゆだねる
• 本気で応援をする

気になる選手をチェックしておく

その競技のルールを詳しくは知らず、選手のことも知らないとなると、スポーツ観戦に興味を持つのはなかなか難しいことです。スポーツ観戦デートに誘い出そうとしている相手を、手っ取り早くこちら側へ引き入れるためには、ルールを延々と説明するよりも、魅力的な選手を紹介してあげた方がずっと効果的です。

スポーツの専門誌には、選手の顔写真やプロフィールなども公開されているので、是非とも相手にプレゼントしてあげましょう。ルールブックを渡されるよりもずっと気軽な感じがする上に、最低限知っておきたいルールも記載されていることがほとんどなので、興味があればきっと読んでもらえるはずです。

最初は選手を目当てに試合観戦に足を運んでいたとしても、それが取っ掛かりとなって、スポーツそのものにはまり込んでしまう可能性は大いにあります。また、お互いに気になる選手をチェックしておくと、試合中の会話の幅も広がるのでおすすめです。

とりあえず応援グッズを購入する

郷に入っては郷に従えと言うように、スポーツ観戦デートにやって来たら、とりあえずは物販に出向いて応援グッズを購入しましょう。ユニフォームがあるようなスポーツの場合は、それを購入して試合前に着替えを済ませておくと、観客席で応援しているファンたちと一体感を味わうことができます。

しかし、応援グッズを購入するとなると、それなりにお金が掛かってしまうので、誘った方が買ってプレゼントしてあげるか、ある程度の金額を負担してあげるようにしてください。この先、また足を運ぶことがあるかも分からないスポーツの試合を見るために、応援グッズを購入するのは少しハードルが高いものです。

また、カップルでスポーツ観戦をするメリットの一つに、気楽な気持ちでペアルックに挑戦できることがあります。普段のデートでは、周囲の目が気になってなかなか試す機会のないペアルックですが、ユニフォームを合わせればお手軽にコーディネートすることができるので、試合観戦だけではなくファッションにも力を入れてみると、女性でも競技場に足を運びやすくなるでしょう。

番外編！これが出来れば完璧な行動3選

チケットは事前に購入しておく

せっかスポーツ観戦デートに誘い出せたとしても、当日になって試合会場に入れなければ、まったくもって意味がない上に、恋人にも無駄足を踏ませてしまうことになります。相手が試合に興味を持ってくれて、それを楽しみにしていたなら尚のこと、がっかりしてしまうと同時に悪い印象が植え付けられ、もう次は行かないと言われてしまう可能性もあります。

そのため、スポーツ観戦デートを行う場合は、チケットは必ず事前購入をしておくようにしてください。当日券の販売が行われていることもありますが、基本的に数が少ないので、早めに購入の列に並ばなければならず、試合前から疲れてしまうことにもなりかねません。

当日になってからチケットを購入できるかどうかを心配するよりも、あらかじめ買っておけば安心感が違うので、その方が余裕を持って競技場を訪れることができるでしょう。また、当日スマートに席へ案内できるよう、自由席ではなく指定席のチケットを購入するのがおすすめです。

トイレ問題を考えておく

どのような競技場、試合会場でも常に大勢の人がいるので、混雑は付き物です。特に、野球やサッカーなど大変人気なスポーツともなると、何千人、何万人という人々が試合を観戦しに来るので、カップルで行く場合には離れ離れにならないよう気をつける必要もあります。

そして、それと同時に気を付けて欲しいのが、トイレの場所をしっかりと把握しておくことです。人が大勢集まるところでは、他のどこよりもトイレが混雑しているものなので、試合のブレイクタイムなどに何も考えずに出向いてしまうと、後で痛い目を見る可能性が高くなってしまいます。

いざという時、トイレに間に合わないとなると死活問題なので、競技場、試合会場内のトイレの場所の確認はもちろんのこと、混雑が予想されるタイミングの少し前に、パートナーへトイレへ行きたくないかの確認をして、事前に危機を回避するようにしてあげてください。

周辺にあるお店を調べておく

当日の目的はスポーツ観戦ですが、せっかくのデートなので、少し早めに待ち合わせをしてお茶をしたり、試合観戦後に食事をする時間を設けたいと考えることもあるでしょう。事前にそうした約束をしていなかったとしても、時間より早く到着してしまった場合や、試合後に少しゆっくりしたいとなった時、事前に周辺にあるお店の情報を調べておくと非常に重宝します。

試合ごとに大勢の人が集まることから、そうした場所にはレストランやカフェ、バーなどの店が数多く集中していますが、試合終了後はどの店も混雑することが予想されるので、事前に予約を入れておくことをおすすめします。試合の勝敗に係わらず、白熱した試合後のビールはまた格別なので、一緒にお酒を飲みながら試合の感想を語り合うのも良いでしょう。