心理学から学ぶ!面白いように成功するサプライズのテクニック
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もう失敗しない!サプライズを成功させるための基本テクニック
初心者がいきなりサプライズをやろうとしても、やり方もイメージも沸かずにつまずいてしまうことが多くあります。しかし、サプライズはいくつかのテクニックを応用して行うものなので、そのテクニックを知ってさえいれば、誰でも簡単にサプライズを実践することが可能です。
なので今回は、そんなテクニックを中心に、サプライズを成功させる為のノウハウをまとめて紹介していきます。これを知っておけば誰でも簡単にサプライズができるので、是非チェックしてみてください。
(重要)まず始めに覚えておいて欲しいこと
サプライズのテクニックうんぬんの前に、まず覚えておいて欲しいことがあります。それは、サプライズには驚きと喜びの二つの要素が必要ということです。
まず、驚き要素ですが、こちらはサプライズという言葉の意味を知れば、必要だということがすぐに理解できるでしょう。この言葉には「驚き」という意味があるので、こちらが無いとサプライズという言葉の意味をなさない、別のものになってしまいます。そのため、サプライズを行う上では、こちらが最も重要なキーパーツになると言うことを覚えておいてください。
そして、喜び要素ですが、こちらは言葉の意味として明確に定められているわけではありません。しかし、日本国内ではサプライズという言葉を、人を喜ばせる手段という意味で使用しているため、日本でサプライズと銘打つ以上は、必ずこちらの喜び要素が必要となります。
というわけで、サプライズを行う際は、最低条件として驚きと喜びの要素を意識して実践するようにしてください。これを覚えておくだけでもだいぶサプライズの成功に近づきます。また、相手がサプライズに感ずいて(気づいて)しまったら、それはもう相手にとってサプライズではなく、気づいていないフリをして喜ぶ姿を演じる演技となってしまうので、必ず相手の気づかないところで準備・計画をすることも徹底するようにしてください。
- サプライズを行う上での絶対条件
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- 驚き要素を入れる
- 喜び要素を入れる
- 準備段階で絶対相手に感づかれない
(基本編)驚き要素を作る方法
相手の不意を付く
「『ワッ』と後ろから驚かし相手をビックリさせる」
皆さんも一度は、友達や家族にこのような行為をしたことがあるでしょう。これは相手がその行為をやられると想像していない、つまり相手の不意を付いているから成立するのであり、もし相手がそれをやられるとを分かっていたら、絶対に驚くことはありません。
実はサプライズもこの原理と一緒で、相手が何も警戒していない無防備な状態の時に仕掛ければ成立し、相手が感ずいてしまっていたら失敗してしまうのです。「準備段階で絶対相手に感づかれない」と先ほど説明しましたが、ここからもその意味が理解してもらえます。
なお、先ほどの例だと喜ばせる要素が無いので、サプライズとしては成立しません。仮に同じような行動でサプライズにするのであれば、「ワッ」と驚かせて振り向いた後に誕生日プレゼントを渡すなどをすることで、喜び要素がプラスされ立派なサプライズにすることができます。
相手の想像を超える
相手の不意を付くことが出来れば一番ですが、自分の置かれている状況次第では、相手が想像できるタイミングでサプライズをしなければいけないシーンも出てきます。そんな時に有効となってくるのが、相手の想像を超える演出でサプライズを仕掛けるということです。
人間は考えていた通りのことが起きても驚くことはありませんが、あからさまなタイミングであったとしても、自分が想像していた以上のことが目の前で起きれば、そこに驚き要素が発生し、この驚きがしっかりとプラスに左右されれば、相手にとっては最高に嬉しいサプライズになります。
こちらは一見少し難しそうに見えますが、相手に内緒でレストランを予約して祝ってあげる、という簡単そうなプランでも、誕生日は家でお祝いしてもらうだけと相手が思っていたら、相手の想像を超えた演出になっているので、サプライズとしては成功と言えるのです。
こちらは相手がどういったことを想像している、考えているかを十分理解してさえいれば意外と簡単に実践できるので、その辺をしっかり意識してサプライズ計画をすると良いでしょう。
(本編)サプライズを成功に導くテクニック
嘘をついておく
誰でも一度はついたことがあるであろう嘘ですが、こちらを悪意あるものではなく良い意味で使用すれば、サプライズの手段として立派に利用することができます。
このテクニックは言葉の通りなので説明はほぼ不要だと思いますが、嘘をついておくことにより、相手にこれから起こることを勘違い(内緒)させておくことができるので、サプライズを起こした時に相手の予想を良い意味で裏切る、つまり驚かせることが可能となります。
ただし、相手についておく嘘がサプライズの内容よりも嬉しく感じたり、有給休暇その嘘によって相手を怒らせたり悲しませ過ぎると逆効果になるので、嘘の内容には十分注意するようにしましょう。
- このテクニックを使った例
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- 映画館へ行くと伝えておき、相手の行きたがっていた場所に連れて行く
- 「ご飯は決めて無い」と言いつつ、予約していたレストランに連れて行く
- 「誕生日当日は仕事なんだ」と言いつつ、有給休暇を取っておく
サプライズを2段階に分ける
プレゼントを1個渡したら、もうプレゼントはないだろうと思わせられるように、サプライズも2段階に分けておくと、簡単に相手を驚かせる(不意を付く)ことができます。
こちらは簡単に不意を付けることに重きを置いていますが、喜びポイントを複数作っておくことで、より相手を幸せな気分にさせてあげれられるというのも、このテクニックの良い点です。
しかし、最初のサプライズを豪華にし過ぎてしまうと、次の演出の喜び度合いが薄くなってしまったり、最初があまりにショボ過ぎる演出だと、次に大きな演出があるかもしれないと返って怪しまれてしまう可能性があるので、その辺の調節は上手にやるようにしましょう。
- このテクニックを使った例
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- サプライズバースデーパーティーに主役が驚くサプライズゲストを連れてくる
- 内緒でホテルを予約しておいて0時ジャストにプレゼントを渡す
- プレゼントした手作りアルバムにテーマパークのチケットを入れておく
ゲインロス効果
ゲインロス効果とは心理学の理論の一つで、自分にとって何らかの嬉しいことが一定に起こり続けるよりも、何か悪いことが起こってから、それを補って余りある良いことが起こるとこちらの効果が働き、普段以上に喜びを感じるようになるというものです。
例えば、誕生日に買ってあげると約束をしていた贈り物とは違う、少しランクの低い贈り物を渡したとすると、相手は期待していた物をもらうことができず、間違いなくがっかりしてしまいます。ですが、そのがっかりしているところに、実際にあげると約束をしていた贈り物を渡してあげることで、相手の気持ちは一気にマイナスからプラスへと移行してしまうのです。
ちなみに、この時のマイナスからプラスへの気持ちの振り幅が大きければ大きいほど、相手に深い印象を与えることができる、つまり相手の喜びも大きくなっていきます。
なお、このゲインロス効果については、下記のページでより詳しく分かりやすく説明しているので、内容が複雑過ぎて分からなかった方は、そちらのページを読んで理解してみてください。
【ゲインロス効果の説明はコチラ】
- このテクニックを使った例
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- ダミーのプレゼントを渡して後から本命のプレゼントを渡す
- 誕生日を忘れていたフリをして誕生日プレゼントを渡す
- 「仕事で行けない」と言いつつ有休を取って誕生日当日に会いに行く
仕掛け人を用意する
恋人同士だと特に個人でサプライズを実行してしまいがちですが、ひとりで行う演出だと裏で色々と動くことが難しいので、限られたサプライズしか行えません。
しかし、サプライズに協力してくれる仕掛け人がひとりでもいると、自分と相手の見えていないところで幅広い準備を行ってもらうことができるので、単純なサプライズ演出であっても簡単に相手の不意を付いたり、想像を超えた演出を行うことが可能となります。
仕掛け人と言われると、友達だったり恋人や家族などを想像されるかもしれませんが、利用するレストランの店員、宿泊するホテルの従業員、サプライズ演出の専門業者など、周りを見渡してみると仕掛け人になりうる存在はたくさんいるので、意外と実践しやすいのもポイントです。
こちらは様々な演出を可能にする無敵に近いテクニックなので、特別な日に思い出の残るサプライズをしたい場合や、一世一代の大勝負であるプロポーズなどには特におすすめの方法です。
- このテクニックを使った例
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- 誕生日当日、友達と待ち合わせしていたのに彼氏がそこに現れる
- 家を空けている間に友人に部屋を飾り付けしておいてもらう
- 立ち寄ったお店にたくさんの友達が集合している
必ず取る行動の瞬間を狙う
こちらはテクニックと言うよりも、サプライズを仕掛けるタイミングなので、記事の中身とはちょっとズレてしまうのですが、是非紹介しておきたいのでここで一緒に説明させていただきます。
必ず取る行動と言うのは、「お風呂に入ったら、出る」「荷物を預けら、受け取る」「お腹が空いたから、冷蔵庫の中を開ける」のような、日常生活における当たり前に取る行動のことを指します。
では何故、この瞬間を狙うのかと言うと、これらの行動を取る時は警戒も何もしていない無防備な状態のことが多いので、自然と相手の不意を付くことができるのです。では、このテクニックをより詳しく理解してもらうために、簡単な例を一つ挙げて説明していきます。
この場合、部屋が暗くなったから電気を付けるという当たり前な行動を取る際に、サプライズを仕掛けていますが、普通であればこのタイミングでプレゼントが目の前にあるとは予想していないので、高い確率で相手の不意を付くことができるのです。
今回は電気を付けるという例で紹介しましたが、部屋のドアを開ける瞬、スイカ割で目隠しを取った瞬間など、本当にたくさんのシーンで応用することができるので、相手の生活シーンや当日のプランに合わせて実践してみてください。
- このテクニックを使った例
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- デートが終って家に帰ったら置手紙がおいてある
- ロッカーに荷物を預けて引き取ろうとすると中にプレゼントがある
- 家に上がって帰ろうとすると靴が欲しがっていたものと入れ替わっている
最後に
今回紹介したノウハウを実践すれば、サプライズ成功にグッと近づきますが、闇雲に行っても相手が喜んでくれるとは限りません。サプライズ演出は、相手の性格などを考えて適切な演出を行うことが重要になってくるので、そちらをしっかりと理解した上で実践するようにしましょう。