楽しい思い出に!動物園デートの前に知っておきたい14のポイント
動物園は老若男女を問わず一日中楽しめる、遊園地や水族館などと並ぶ定番のデートスポットです。まったりとお散歩気分で楽しみたいカップルから、たっぷりと動物の観察を楽しみたいカップルまで、動物園は様々なニーズに応えてくれます。
なので今回は、そんな動物園での時間を最高の思い出に出来るよう、動物園デートの前に知っておきたいことを紹介します。メリットや注意点などを分かりやすくまとめているので、恋人を動物園デートへ誘い出す前に一度目を通してみてください。
動物園デートのメリット
動物好きのカップルにはぴったり
実家や一人暮らしの家で、犬や猫などのペットを飼っているような動物好きのカップルにとって、動物園はぴったりのデートスポットと言えます。象やライオンなどの有名動物から、珍しい動物まで、どれも危険のない距離まで近づいて見ることが出来るのは動物園だけです。
また、幼い頃に動物園へ行ったきり、もう何年も足を運んでいない人には、新たな発見があることは間違いありません。子供の頃は、迫力のある動物にばかり目を向けてしまいがちですが、大人になってから行ってみると、意外とマニアックな動物に惹かれてしまうなんていう場合もあります。
動物園には数多くの動物たちが暮らしているので、ただそれらを見て回るのではなく、生態などが書かれている看板を読んだり、積極的に飼育員さんの話を聞いて理解を深めるようにすると、より動物園デートを楽しむことが出来るでしょう。
意外とアクティブに過ごせる
動物園はとても広く敷地が取られているので、もし端から端まで観察して回るとなると、相当な距離を歩くことになります。基本的には歩きっぱなし、立ちっぱなしであることが多いので、思った以上にアクティブに活動することにはなりますが、行く先々で休憩できるようなベンチが設置されているので、当日は自分たちに合ったペースで動物園デートを満喫することが出来るはずです。
また、動物園では動物を見て回るだけではなく、来園者を楽しませてくれる様々な体験コーナーも用意されているので、そうしたものを積極的に取り入れていくことで、受け身すぎないデートを演出することが出来ます。恋人との動物園デートをプランニングする際には、どのような体験コーナーがあるのか事前にチェックしておくと良いでしょう。
会話が盛り上がる
行く先々で違った動物を見ることの出来る動物園では、会話が途切れることはほとんどありません。動物好きなカップルであれば、動物の一挙手一投足に注目してしまうものなので、ほんのちょっとした動きであっても話の種にすることが出来ます。
また、パンフレットや看板などにある動物の特徴などを読みながら回ると、より注意深く動物を観察することになるので、そうなればああでもないこうでもないと会話をする回数も自然と増えます。
「可愛かった」や「近くで見ると意外に怖かった」など、簡単な感想を言い合うだけでも会話は自然と盛り上がりますし、それは動物園の中だけに留まらず、帰りの車や電車などでも話題に上るので、日頃から感情を表に出さない寡黙な恋人を連れて行く先としても、動物園はおすすめの場所と言えるでしょう。
動物たちに癒される
動物が全般的に苦手な人でないかぎり、動物園デートはゆったりとした気持ちで楽しむことの出来る格好のスポットです。動物たちはその時々によって違った表情を見せてくれるので、ただ見ているだけでも癒されるただ見ているだけでも癒されることはまず間違いありません。
動物たちが活発に活動している時間帯なら、より野性的で躍動感のある動きを見れるかもしれませんし、食事後やお昼寝をしている時間帯なら、まったりとしているところを見ることが出来ます。特に、動物たちがごろごろしている姿は、見る側にも癒しをもたらしてくれるので、動物好きには必見の瞬間と言えます。
また、動物園によっては、ハート型の模様が入っているキリンや、立ち上がるレッサーパンダなど、特徴的な動物がいることもあるので、そうした情報を事前に調べておくと、動物の癒しポイントを余すことなく楽しむことが出来るでしょう。
入場料が安い
動物園に足を運ぶ上でのもう一つの魅力は、入場料が安いことにあります。動物園と並んで人気のデートスポットである水族館よりも、リーズナブルな料金で入園することが出来るので、デートにあまりお金を掛けられない学生でも、気兼ねなく楽しむことが可能です。
それと同時に、年間パスポートも破格の料金で販売されているので、動物園デートが気に入ったカップルにはそちらの購入もおすすめします。季節によって動物の見え方や活動の仕方も変わってくるので、思い出した頃にまたデートに出掛けて行っても、以前とは違った見方で楽しむことが出来るでしょう。
それから、園内では動物に与えられる餌の販売など、様々な有料イベントが行われていることもあるので、入園料が安い分、そうしたイベント類へお金が回せることも嬉しいポイントです。
動物園デートの注意点
動きやすい服装、歩きやすい靴で行く
動物園には一部屋内施設もありますが、屋外施設がほとんどです。敷地も広く、たくさんの動物を見て回るためには、かなりの距離を歩く必要があります。そのため、動物園デートの当日は、季節に合わせた動きやすい服装や、歩きやすい靴で行くことを心掛けましょう。
夏場はかなり暑いですが、屋外では日差しも強いので、日焼け止めを塗らない場合にはサマーニットのカーディガンなどがあると重宝します。とても冷える冬場にはコートが必須ですが、ずっと歩いていると汗ばんでくることもあるので、脱ぎ着しやすい上着だと便利です。また、当日は洋服が汚れてしまうことも考えられるので、それを考慮した上での服選びが必要です。
デートとなると、女性は特にお洒落をしたくなるものですが、動物園デートのようにたくさん歩くような場合は、ヒールの高い靴は履かない方が無難です。お洒落なぺたんこ靴やスニーカーなど、アクティブに動けるものをコーディネートに取り入れてみてください。男性の場合も革靴などは避けた方が良いでしょう。
- 動物園デートに好ましいデートスタイル
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- なるべくシンプルコーデでまとめる
- 派手な色は避ける
- 男女共にスニーカーが望ましい
- バッグはリュックサックがおすすめ
ロマンチックさはあまり期待できない
恋人同士の甘い雰囲気を演出しやすい水族館とは違い、動物園はライトアップのようなものは皆無に近いので、あまりロマンチックさを期待することが出来ません。動物が好きなカップルのデート先としてはぴったりなのですが、ここぞという時のデート場所としては不向きと言えるでしょう。
しかも、冬場はさほど気になりませんが、夏場の動物園は臭いもあり、それを嫌がる人も少なくありません。人によっては気分が悪くなってしまうことも考えられるので注意が必要です。
このようなイメージは容易に付くので、動物園にロマンチックさを求めて足を運ぶ人は多くないと思いますが、純粋に動物が好きな人でなければ、十分に楽しむことが出来ない可能性もあります。そのため、自分が動物好きでも、相手が好きではない場合もあるので、そうしたことは事前に確認しておきましょう。
行楽シーズンは混雑する
行楽シーズンに動物園デートに行くのなら、あらかじめ混雑することを覚悟の上で足を運ぶようにしましょう。混雑をしていると、特に人気の高い動物などの前には人だかりが出来てしまい、見るためには長時間行列に並ばなければならないこともあります。
週末や休日はもちろんのこと、春や秋の行楽シーズンには家族連れが多くなりますし、そうした涼しい季節には、小学校などの学校行事で一学年が揃って来園していることもあるので、動物園デートの醍醐味である体験コーナーに参加できない可能性も出てきます。
時間をずらして午後の遅い時間に入園すると、比較的空いた状態で楽しむことが出来たりもしますが、どうしても混雑している動物園を避けたい場合は、行楽シーズンを避けてデートプランを立てるようにしてください。
動物アレルギーの有無
最近ではアレルギーの有無を調べることも多くなってきているので、自分が犬や猫などの動物アレルギーだということを自覚している人も増えてきています。アレルギーがあっても、軽度のため動物と一緒に暮らしていても問題がない人から、毛の一本にまで反応が出てしまう人もいるので、動物園デートへ行く前には、相手のアレルギーの有無を知っておくことも重要です。
アレルギーを持っていても、遠くから見るだけなら大丈夫だろうと甘く考えていると、痛い目を見ることがあります。動物園では、飼育員さんたちが綺麗に掃除をして清潔さを保ってくれているので、施設内が汚いということは絶対にないですが、動物の毛やフケなどが風に乗って漂ってくる可能性は大いにあるので、動物から離れているから安全とは言い切れません。
途中でアレルギー反応が現れ、喘息の発作などが起こってしまうと、純粋にデートを楽しむことが出来なくなってしまいます。なので、自分や相手に少しでも動物アレルギーの心配がある場合は、二人で相談した上で行くかどうかを決めるようにしましょう。
雨天の場合の対応
せっかく予定を立てていても、当日の朝になって起きてみたら、雨が降っていたということは誰にでも起こり得ることです。動物園デートでは屋外を散策することが前提としてあるので、当日の天気予報をよく確認しておくようにして、雨が降った時はどうするのか事前に話し合っておくといいかもしれません。
ですが、大きな嵐や台風などが来ないかぎりは開園をしていますし、雨が降っている日はとにかく空いているので、雨の日は広い動物園内を貸切気分で散策することができます。プラス雨の日にしか見られない動物の様子なども観察できるので、雨が降っているからといって諦める必要はありません。もちろん、屋内施設では雨を気にせずに、動物を観察することも可能です。
ただし、雨天の場合にはどれだけ対策をしても濡れることが予想されるので、タオルや着替えなどは必ず持って行くようにしましょう。当日はレインコートがあると便利ですが、傘を差す場合には、ショルダーバッグやリュックサックを背負うようにすると、両手が塞がることもないので安全です。
- 雨の日に用意しておきたいもの
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- 折り畳み傘
- レインコート
- タオル
- 簡単な着替え
- 温かい飲み物
- カイロ
- 密閉袋
香水は付けない
恋人とのデートの約束がある時は香水を欠かさないという人も、動物園デートの時だけは、香水を付けずに出掛けるようにしましょう。動物園の動物たちは飼育されていますが、野生に近い状態にあるため、臭いにも敏感で香り次第では攻撃の対象として標的にされてしまう可能性があります。
もちろん、危険度の高い動物は遠い場所にいるため安全ですが、触れ合いコーナーなどにいる一見大人しそうに見える小動物でも、個体によっては強い臭いを嫌う子もいて何が起こるかわかりません。また、動物園は虫が多くいる場所なので、香水にせいで虫に集られる可能性も大いにあります。
上記のような理由もあり香水はやめた方が良いですが、動物の立場からしても好ましいものではないことが多いので、動物園では動物に対しての配慮を忘れないように心掛けましょう。
動物園デートで押さえておきたい
体験物は積極的に
動物園では、普通に動物を見て回る他にも、様々なイベントが行われていることがあります。その中でも特に気軽に楽しむことが出来るのが、動物への餌やり体験です。
うさぎやサルなどの小動物から、動物園によってはゾウやカバ、キリンなど大型の動物にまで、自分の手から餌をあげることが出来るので、動物園デートの思い出になることは間違いありません。
その他にも、季節ごとのイベントも豊富で、クリスマスやバレンタインには、動物たちに特別なプレゼントが贈られる様子などを見られることがあります。他にも、動物園の裏側を見せてもらえるイベント、夜の動物園を見て回れるイベントなどが、全国の動物園で不定期に行われているので、公式ホームページなどで事前に調べておくとデートの時に役立てることができます。
動物の知識を入れておく
動物園デートでは、ある程度でも事前に動物の知識を頭に入れておくことで、ただ動物を見て回るよりもずっと、動物園を楽しむことが出来るようになります。二人で一緒になって、ぼんやりと動物を眺めて癒されるのも、動物園の楽しみ方としては間違いではありませんが、ほんの少しでも動物の生態を知っていれば、更に興味を持って動物を観察することが可能です。
また、簡単にでも動物のことを調べてから行けば、相手にも様々なことを教えてあげられますし、会話に困って黙り込む心配もなく、自然と会話も弾みます。ですが、そうした知識をひけらかすような態度でいると、相手に嫌がられてしまったり、うるさく思われてしまう可能性もあるので注意しましょう。
おすすめを把握しておく
全国各地にある動物園にはそれぞれ特色があり、売りとして掲げていることが違います。例えば、パンダが見られる動物園というだけでも魅力的ではありますが、道具を使って遊ぶシロクマがいる動物園や、後ろ足で立ち上がるレッサーパンダなどは、是非とも見てみたいという気持ちにさせられるものです。
他にも、生まれたばかりの動物の赤ちゃんがいるなど、今だけしか見ることの出来ない姿を見られる機会があるのなら、それを逃す手はありません。そうした場合は、名前の公募などを行っていることもあるので、動物園デートの記念に参加してみるのも良いでしょう。
こうした事柄は各動物園ごとに違ってくるので、近くの動物園のホームページなどを確認して新しい情報などを仕入れておくと、期間限定のおすすめイベントを逃さずに楽しむことが出来ます。
最後に
水族館に比べると地味な印象のある動物園ですが、思い切って行ってみると、カップルでも意外に楽しむことが出来る場所です。動物好きなカップルはもちろん、自然の中をお散歩をすることが好きなカップルにもおすすめなので、次のデート先に困った時は是非とも動物園へ足を運んでみてください。