アイデア

料理が苦手な人向け!効果絶大な手料理サプライズを成功させる手順

手料理サプライズ

最近では頻繁に外食を取り入れているカップルも増え、家で食事をする機会が減ってきていると感じることも多くなり、どちらもまったく料理をしない、もしくは恋人に作ってもらうことはあっても、自分から作ってあげたことがない人も少なくないはずです。

なので今回は、そんな普段料理をしない人におすすめな、手料理でおもてなしするためのサプライズ方法を紹介します。簡単に作れるお洒落な料理のレシピも紹介しているので、それらを参考にして日頃の感謝の気持ちを込めたこのサプライズを試してみてください。

感謝の気持ちを料理で伝えよう

不慣れでも料理に挑戦してみる

不慣れでも料理に挑戦してみる

雨で外へ出掛けられない日や、お家デートでのんびりする日には、最低でも一食は食事を自炊することになります。デリバリーを頼んだり、近くのコンビニで食べ物を購入してきても構わないのですが、基本的にはカップルのどちらかが食事の支度をすることになるはずです。

大抵の場合、女性から男性に向けて料理をすることの方が多いですが、料理が得意な男性が女性をもてなすことも少なくはありません。今回のサプライズでは、普段料理をしない側の方が恋人だけのために手料理に挑戦することで、サプライズ効果を倍増させて喜ばせるという内容になります。

料理が得意な人、そうでない人、ほとんど料理経験のない人でも、大切な人を思って挑戦すれば、その気持ちは間違いなく相手に伝わるので、まずは失敗を恐れずにキッチンに立つことから初めてみてください。

相手の好きな食べ物をリサーチ

相手の好きな食べ物をリサーチ

恋人を手料理でおもてなしするにあたって最も重要なことは、相手の好みを知ることです。一緒に外食をする機会が多ければ、大雑把にでもフレンチが好き、イタリアンが好きなどの好みが分かるでしょう。

ですが、いつも料理をしてくれる人は、自分の好みよりも、相手の好みを考えてお店選びをしてくれている可能性があるので、改めて好き嫌いの確認をする必要があるかもしれません。

せっかく恋人を手料理でおもてなしするのですから、できることなら大好物を使ってあげたいものです。食事をしている最中なら「そういえば、好きな食べ物って何だっけ?」と聞いてみても不自然ではないので、事前に好きな食べ物の確認をしておくようにしましょう。

難しすぎる料理には手を出さない

難しすぎる料理には手を出さない

美味しい料理を作って恋人をびっくりさせたいという気持ちばかりが先走ってしまうと、ついつい手の込んだ料理に挑戦してしまいたくなり、結果大失敗のうちに幕を閉じてしまうという事態が起こりかねません。

相手はその気持ちだけで嬉しいと言ってくれるかもしれませんが、せっかくなら大成功で終われた方が自分も嬉しいですし、恋人にももっと喜んでもらえるはずなので、難しい料理にチャレンジしたい気持ちは今は後回しにして、今回はあまり工程の多くない簡単な料理に挑戦してみましょう。

簡単に作ることができても、見た目が華やかで、美味しい料理はたくさんあります。難しい手の込んだものを振る舞うのは、もう少し料理に慣れてからの方が良いでしょう。

振る舞う予定の料理は必ず試作しておく

振る舞う予定の料理は必ず試作しておく

インターネットや料理本、雑誌などを探せば、すぐに初心者でも簡単に作ることのできる料理のレシピを見つけることができます。テレビで放送している料理番組をチェックすれば、静止画で見るよりも手順が分かりやすいかもしれません。恋人の好みを考えながら、最初はあまり欲張らずに、1~3品くらいの料理を作る心積もりでいましょう。

そして、何を作るかをある程度決めることができたら、最低でも一度は自分の手で必ず試作をするようにしてください。たとえイメージだけは完璧でも、当日になって料理をしてみたらそのイメージ通りにはいかなかったとあれば、これまでの計画がすべて台無しになってしまいます。

その料理が本当に自分にも作ることができるのかを確認するためには、実際に作ってみることが肝心です。もし難しすぎると感じた場合には、もう少しだけ難易度を下げた料理にしてみてください。

手間のかかる仕込みは前日のうちに

手間のかかる仕込みは前日のうちに

作ると決めた料理に仕込み作業が必要なら、それは前日のうちに済ませておくことをおすすめします。仕込みとは、肉や魚に良く味が染みるように漬け込んでおいたり、野菜などの下処理を行っておくことです。

恋人をおもてなしする当日の朝になって仕込みを始めてしまうと、約束していた時間に間に合わなくなってしまう可能性があります。せっかく水面下で進めてきたサプライズの計画が、一瞬のうちに台無しになることだけは、誰もが避けたいはずです。

なので、ある程度手間のかかりそうな下準備は前日の夜のうちに済ませておき、余裕をもって翌日に備えるようにしましょう。ただし、傷みの早い食材を使用する場合は、この限りではありません。最悪の場合、食中毒の心配もあるので、料理に火を通さない生ものを出す時は、寸前に調理するようにしてください。

料理とは別にプレゼントを用意してダブルサプライズ

料理とは別にプレゼントを用意してダブルサプライズ

当日の料理が失敗してしまった時の保険というわけではなく、恋人に対するおもてなしの一つとして、手料理以外にも形として残るプレゼントを用意してみましょう。

一つ目のサプライズに対する驚きを消化しきれずにいるところへ、更にサプライズを仕掛けることで二重の驚きを生み出し、当日の思い出がより印象深く記憶に留まってくれるはずです。プレゼントとはいっても、特に高価な物を用意する必要はありません。

もちろん、ネックレスや指輪などのアクセサリーでも良いのですが、日常的に使えるちょっとした雑貨などでも大丈夫です。せっかく感謝の気持ちを伝える機会を設けたのですから、プレゼントと一緒にお手紙などを添えても喜ばれるでしょう。

サプライズ当日

相手の到着前に料理の9割は完成させておく

相手の到着前に料理の9割は完成させておく

サプライズ当日は、思っている以上に時間が足りないと感じます。そのため、ある意味では時間との戦いになります。不慣れなことの連続で手間どっていると、時間はあっという間に過ぎていってしまうので、そうならないためにも、料理は相手が到着する前に九割は完成させておくようにしましょう。

後は料理を盛りつけたり、食べる時に温めるだけの状態にしておけば、キッチンと食卓を何度も忙しなく往復する必要はなくなります。ほとんど完成しているという安心感もあるので、料理に気を取られ過ぎて、恋人をほったらかしにしてしまう心配もありません。

反対に、慌てている様子を見られてしまうと、もうこの人には任せておけないと思われてしまう可能性もあるので、注意するようにしてください。

盛り付けやテーブルコーディネートに気を配る

盛り付けやテーブルコーディネートに気を配る

簡単な料理でも、盛り付けやテーブルの飾り付けにまでこだわることで、とても華やかな雰囲気を演出することができます。殺風景なテーブルに料理を並べるよりも、綺麗に飾り付けたテーブルに並べた方が、料理がずっと美味しそうに見えますし、気分もぐっと盛り上げることができるでしょう。

とはいえ、どのようにコーディネートをすればいいのか分からないという人は多いはずです。そういう場合には、テーブルクロスなどを敷くだけでも、がらりと雰囲気を変えることができます。

また、料理を盛るお皿の色を統一したり、ナプキンにリボンを結んで置いておくだけでも、お家カフェ風の素敵なコーディネートにすることができますし、花を飾りたくても花瓶がないという時は、ガラスのグラスやティーカップを使うと、さり気ないお洒落さが感じられるようになります。

飲み物は何種類か用意する

飲み物は何種類か用意する

料理でおもてなしをするサプライズなので、料理そのものにこだわるのはもちろんのこと、サプライズとして差をつけるためには、飲み物も充実させておくことがポイントです。料理と同様、相手の好みに合わせてビールやワイン、ウイスキーや日本酒など、数種類のアルコールを用意しておくと大変喜ばれます。

カクテルに詳しければ、食前にアペリティフをシェイクすると、サプライズのつかみとしてはばっちりでしょう。また、アルコール以外にもソフトドリンク系の飲み物も必ず用意しておくようにしてください。炭酸水やペットボトルのお茶でも構いません。

悪酔いをしてしまったり、二日酔いになることがないよう、アルコール以外の適度な水分補給が肝心です。食後のデザートの時には、温かいコーヒーや紅茶を出して、身も心もリラックスしてもらってください。

当日はおもてなしに徹する

当日はおもてなしに徹する

誰かをおもてなしするということは、思っている以上に大変なことです。それが特に食事ともなれば、気を使わなければならないポイントがいくつもあります。飲み物のグラスは空になっていないか、汚れたお皿を出しっぱなしにしてはいないか、そもそも料理は口に合っているのかなど、考えなければならないことが多すぎるくらいです。

なので、当日は恋人と一緒に食事や会話を楽しみつつも、気を抜かずにいる必要があります。食卓に付いて料理を食べ、話をしている間でも、頭の片隅ではキッチンで火にかけられている鍋のことを考えていなければなりません。

一切口にしないようにとは言いませんが、アルコールはほどほどにしておくようにしましょう。このサプライズでは、自分よりも相手を楽しませてあげることに徹してください。ですが、おもてなしのことばかりで頭の中が一杯になってしまうと、恋人を退屈させてしまうことにも繋がるので気をつけましょう。

プレゼントはデザートと同じタイミングで

プレゼントはデザートと同じタイミングで

料理以外に用意しておいたプレゼントは、デザートと同じタイミングで渡すのがベストです。絶対にそうした方が良いというわけではありませんが、あまり早くに渡してしまうと、料理よりもプレゼントの印象が強く残ってしまうので、できるだけ後回しにした方が良いでしょう。

また、プレゼントはデザートの後に渡せば良いと考えていると、以前から計画してきたサプライズが終わった安堵感から、うっかり失念してしまうことも考えられます。ですが、デザートが出てくるタイミングなら、恋人も今回のサプライズの余韻に浸っている頃合いなので、確実に「まだ何かあるの!?」と驚いてもらえることは間違いありません。

ちなみに、デザートについてですが、こちらは別段手作りをしなくても構いません。もちろん作っても良いのですが、恋人が好きなお店のケーキを買ってきて出すだけでも大丈夫です。何から何まで用意しようと頑張りすぎるのではなく、適度に手を抜くことで、また挑戦してみようかなという気持ちになれるでしょう。

後片付けまでがおもてなし

後片付けまでがおもてなし

サプライズを企画し、実際に料理を作って振る舞うだけがおもてなしではありません。見出しにある通り、後片付けまでがおもてなしです。多くの場合、慣れない料理を作った達成感と、恋人に喜んでもらえた満足感で、すべてを終えたような気持ちになってしまいます。ですが、普段料理をしてくれる人は、密かにその先の行動にまで目を光らせている可能性があるのです。

料理を食べ終え、デザートを出し、プレゼントを渡しても、まだ後片付けが残っています。恋人が帰ってからすればいいと考えるかもしれませんが、それは大きな間違いです。いつまでも汚れたお皿をシンクに放置しておくよりも、デザートのお皿を片付けるタイミングで一緒に洗ってしまった方が、相手に良い印象を与えることができます。

このサプライズをきっかけにして、恋人が見直してくれたり、惚れ直したりしてくれたら、これ以上の喜びはないはずです。お家デートをする際にも、一緒に料理をして過ごすことができるようになるかもしれないので、しっかりと最後までやり遂げるようにしましょう。

おすすめの簡単おもてなし料理

ガーリックトースト

ガーリックトースト

買ってきたバゲットを斜めに薄く切り分け、バターやクリームチーズ、ジャムなどを塗って食べるだけでも十分に美味しいのですが、簡単でも一手間掛けることでお洒落度がぐっとアップします。

外側はかりかり、中はもっちりとした触感の、風味豊かなバゲットのガーリックトーストは万人受けする味わいなので、他の料理のお供にもぴったりです。あまりガーリック臭くない方が良い人や、ガーリックはたっぷりめのほうが好きな人な人もいると思うので、その辺りは好みに合わせて調節をしてください。

【材料】

バゲット(1本)、オリーブオイル(適量)、ガーリック(適量)、塩こしょう(適量)、ドライパセリ(適量)

【作り方】

  • 買ってきたバゲットを斜めに薄く切り分ける。
  • フライパンにオリーブオイルをたっぷりめに入れ、ガーリックを入れて火にかけ香りを移す
  • オリーブオイルにガーリックの香りが移ってきたら、フライパンにバゲットを並べて入れる
  • バゲットにいい感じの焦げ目がついてきたらひっくり返す(きつね色が目安)
  • お好みで塩コショウを振って味をつけてる
  • 裏面もある程度焼けたら、最後にお好みでドライパセリを振りかけて完成

カプレーゼ

カプレーゼ

カプレーゼはイタリアの南部の料理です。イタリアの国旗と同じ緑、白、赤の食材を使用した見た目にもお洒落なサラダで、ワインを飲む時にはぴったりの料理ですし、とても簡単に作ることができるので、おもてなしにはおすすめの一品。是非とも前菜として作ってみてください。

【材料】

モッツァレラチーズ(1個)、トマト(1~2個)、新鮮なスイートバジル(適量)、オリーブオイル(適量)、塩こしょう(適量)

【作り方】

  • モッツァレラを5mmくらいの厚さにスライスする
  • トマトはあまり大きすぎない、モッツァレラチーズと同じくらいの物を選び、同じくらいの厚さにスライスする
  • お皿にトマト、モッツァレラチーズ、バジルの順番で丁寧に並べていく
  • 最後に食材を並べたお皿の上から軽く塩こしょうで味付けをし、オリーブオイルを回すようにかけて完成

アヒージョ

アヒージョ

アヒージョとはスペインの料理で、陶器の鍋を満たすたっぷりのオリーブオイルとガーリックで、様々な食材を煮込んだ物のことを言います。タパスと呼ばれる小皿料理の一種であり、日本でいうところの居酒屋のような、バルと呼ばれる飲食店で主に提供されている料理です。

鍋の中身には海老や牡蠣などの魚介類から、お好みのきのこ、野菜など入れることができます。油に入れてぐつぐつと煮込むので、油っぽくなるのではないかと思われるかもしれませんが、オリーブオイルを使うのでさっぱりとした口当たりに仕上がるので、とても食べやすいです。食材の味が染みたオリーブオイルに、バゲットなどのパンを浸して食べるのが主流とされています。

【材料】

オリーブオイル(50~100cc)、ガーリック(1片)、具材(適量)、塩こしょう(適量)、鷹の爪(1本)

【作り方】

  • フライパンにオリーブオイルとスライスしたガーリック、種を抜いた鷹の爪を入れて香りが出てくるまで熱する
  • 具材を適当な大きさに切り、フライパンの中に入れて火を通す
  • 最後に塩こしょうでお好みの味付けにして完成
  • お皿に盛りつけても良いですが、フライパンのまま出してもOK

ポトフ

ポトフ

暑い夏の時期でも、冬の寒い時期でも美味しく食べられるスープ料理のポトフは、作るのも簡単なのでおもてなし料理には最適です。フランスの家庭料理でもあるポトフは、中に入っている具がごろごろと大きいので、包丁を使い慣れていない人でも簡単に調理することができます。

前日の晩に作っておけば、サプライズ当日には温めて出すだけですし、味も良く染みてコクも増しているので、美味しいと喜んでもらえることは間違いありません。

【材料】

じゃがいも(大2個)、にんじん(1本)、たまねぎ(1個)、キャベツ(1/4個)、ソーセージ(1袋)、水(1ℓ)、固形コンソメ(2個)、塩こしょう(適量)

【作り方】

  • 野菜の皮をむき、ざっくりと大きく切り分ける
  • お鍋に水、コンソメ、ウィンナー、切った野菜を入れる
  • お鍋を火にかけ、ぐつぐつとしてきたら弱火にし、野菜が柔らかくなるまで約30分ほど煮込む
  • 最後に塩こしょうで味を調えて完成

ローストビーフ

ローストビーフ

パン、前菜、スープとくれば、やはり最後はメイン料理ですが、メインといえば基本的には肉や魚料理のことを指すので、料理が好きな人でも少し難しいと感じてしまうものです。それでも、せっかくサプライズを仕掛けて恋人を驚かせるのなら、一品くらいは手の込んだ料理を作ってみたいと考えるのは、至って当然のことでしょう。

ですが、ここでは何度も、初心者は手の込んだ料理は作らないことと繰り返してきました。おもてなし料理として提案したいローストビーフですが、確かに通常の手順を踏めばとても難しい料理です。しかし今回は、誰にでも簡単に作ることのできるローストビーフのレシピを紹介します。

【材料】

牛肉ブロック(250~300g)、にんにく(適量)、粒マスタード(適量)、塩こしょう(適量)、ローリエ(1枚)

【ソース材料】

肉汁(あるだけ)、玉ねぎ(半分)、酒(20cc)、醤油(30cc)、はちみつ(適量)

【作り方】

  • 牛肉に、にんにく、塩こしょう、粒マスタードをこすりつけるようにして下味をつける
  • しっかりと下味をつけた牛肉を耐熱容器に入れて、軽くラップをしたら500wの電子レンジで約5分加熱
  • 電子レンジから取り出し、ラップをした状態のまま10分~15分蒸らす
  • 焼き目がほしければ、耐熱容器から取り出した牛肉をフライパンで軽く焼く
  • (ソース作り)耐熱容器に残った肉汁は捨てず、フライパンですりおろした玉ねぎと一緒に炒める
  • (ソース作り)酒、醤油、はちみつを入れて煮立たせソースの完成
  • 肉の粗熱が取れて中の肉汁が落ち着いてから切り分け、盛りつけて完成

最後に

最初から料理を上手に作れる人はなかなかいません。誰もが失敗に失敗を重ねて上達していくものなので、もし作った料理が失敗してしまったとしても、あまり落ち込まないでください。誰かに振る舞うための料理は、おもてなしの気持ちが何よりも大切なので、それが相手に伝わればきっと喜ばれるはずです。

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